国勢調査に国籍の質問を加える試みが失敗後の米政局

移民系女性議員に「国に帰っては」　トランプ氏が発言
2019/7/15 10:01 (2019/7/16 5:58更新)

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は14日、祖先の出身地が外国の野党・民主党の女性連邦議員に対して「国に帰ったらどうか」とツイッターに書き込んだ。幼少期に内戦下のソマリアから米国に移住し、トランプ氏に批判的なイルハン・オマル下院議員らに対するコメントだ。15日には「彼女らは米国を心から憎んでいる」とも述べて、民主党が猛反発している。

トランプ氏は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、オマル氏やプエルトリコ出身の母親を持つアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員に関して「株価が最高値を付けているのに彼女らは米国を批判しかしない」と不満をぶちまけた。「米国を愛さないのであればこの国を去っても良いのではないか」と語った。

米メディアによると、民主党のペロシ下院議長は15日、トランプ氏のコメントを非難する決議案をまとめる考えを示した。ペロシ氏は14日にも「トランプ氏が掲げる『米国を再び偉大に』という計画は米国を再び白人国家にするものだ」と断じた。オカシオコルテス氏も「白人至上主義者の典型的な言葉だ」とトランプ氏を批判した。

トランプ氏の発言は2020年の大統領選に向けて白人層の支持を狙ったとみられる。ただ人種間の対立を生む可能性が高く、米社会の分断を深める恐れがある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47362160V10C19A7FF8000/
＞15日には「彼女らは米国を心から憎んでいる」とも述べて、民主党が猛反発している。

イルハン・オマルは米国ではなくイスラム教徒の権利しか頭にない女性で、日本の反日野党議員と全く変わりません。

言語道断：9/11の恐怖をなかったことにしたイルハン・オマル議員
ニューヨーク・ポスト 2019.4.10 編集委員社説
2019年4月12日
オマルは逆に、9/11に対する国の対応によってイスラム教徒が「恐怖に陥れられている」と主張した。（抜粋）
https://www.trumpnewsjapan.info/2019/04/12/ilhan-omars-outrageous-writeoff-of-9-11s-horrors/

あからさまな反米議員だからトランプが怒り狂っているわけです^^;

＞ペロシ氏は14日にも「トランプ氏が掲げる『米国を再び偉大に』という計画は米国を再び白人国家にするものだ」と断じた。

アベガーと同様トランプを野党がディスっているのです。
白人国家にするなんてトランプは宣言してません^^;

民主党の不利になるような国勢調査見直しが延期になったので、トランプへの攻撃が勢いついて過激になっています。
何せ、世界中のリベラル系メディアがトランプを攻撃するので、情弱からすればトランプは悪の権化に見えるのでしょうw

トランプ氏、商務長官の解任検討か　米報道
2019/7/16 4:20
【ワシントン=鳳山太成】米NBCニュースは15日、トランプ米大統領がロス商務長官の解任を検討していると報じた。早ければ今夏に政権を去る可能性がある。商務省が所管する国勢調査に国籍の質問を加える政権の試みが失敗したことを巡り、ロス氏の対応に不満を抱いているという。（中略）
連邦最高裁が質問の追加を当面認めない判断を下したため、トランプ氏は11日、20年の国勢調査に国籍を尋ねる質問を加えることを断念した。一連の裁判ではロス氏に不手際があったことが明らかになっている。（以下略）
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47363690W9A710C1000000/

ロス商務長官は今回の失敗を挽回すべく、中共はもちろん日本にもより一層の対米赤字解消を迫って来るでしょう。

既に、ベトナムが韓国・台湾製鉄鋼を迂回輸出した事に関して400％の関税を課しました。
日米が友好関係でも油断大敵^^;

米、ベトナム鉄鋼製品に関税400%超　迂回輸出警戒
2019/7/3 19:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46907730T00C19A7FF2000/