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2019年06月25日19:53

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6月26日の誕生花・鷺草(サギソウ)

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6月26日の誕生花と花言葉は、ライラック〈白〉(美しい契り・青春の歓び)、華鬘草(失恋)等々があります。今回は、鷺草[サギソウ]を取り上げます。花言葉は、「繊細」です。


ラン科ミズトンボ属の植物です。学名のハベナリア・ラビアタ(Habenaria radiata)は、、ハベナリア「革紐・手綱」とラビアタ「射出状の」と言う意味で、花の形に由来しているようです。唇弁が幅広く、周辺が細かい糸状に裂けている形がシラサギが翼を広げている様子に似ている事からこの名前で呼ばれています。英名の「イーグレット・フラワー(Eargret Flower)」も「白鷺」の意です。花は、特に夜になると芳香を発します。日当たりのよい平地や山麓の湿地に自生する日本を代表する野生ランです。かつては北海道、青森をのぞいた全国に分布していましたが、乱獲や生育環境の破壊により現在では自生のものを見る機会は少なくなり、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。
世田谷区には鷺草伝説があります。戦国時代の世田谷城主・吉良頼康公の側室「常盤姫(ときわひめ)」が悪い噂話のために追放され、逃亡した事を遺書にしたため飼っていた白鷺の足にくくりつけ飛ばし、自害して身の潔白を証明しようとしました。白鷺は途中で力尽きて死んでしまい。白鷺があまりの無念に多摩川のほとりでサギソウになったという御伽噺(おとぎばなし) として言い伝えられてきたようです(諸説あります)。夏には「サギソウ祭り」が開かれ、サギソウの鉢植えも売られているようです。また、姫路市では一部のマンホールのふたにもサギソウが描かれています。
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