エヴァリーナ裏話　３

今日も今日とてリハビリを兼ねてウラ話なんぞを始めてみたいと思います。
前回分が全く裏話でなかったことを深くお詫びしつつ、今日のお話は友人の南乃絵美についてのお話ですね。
この名前は本編で全く登場していないんですけれども、これからも多分登場しない皆様のご想像にお任せしますみたいな感じで、多分今回のルートの最後あたりに出せればと思ってはいるんですけれども、彼女自体が今回のシナリオにそれほど関わってこない、という予定でもありますので。
智絵里が一番大切な人が誰であるのか、自分自身もわかっていないのだと思います。両手を上げて誰が大切かとかそんな考えないではないですか、なので多分ルートによって彼女の大切な人というのは変わってくると思うんですよ。智絵里にとって現実世界での出来事というのは興味に値しないって言うか、彼女自身が現実世界に戻ろうみたいな考えが全くないので、ただエヴァリーナを自身から解放したいという目的はあるみたいですね？
友人の乃絵美というのは、大切な存在ではあると思うんです。かけがえのないって言うかいつでもどこでも隣にいる子くらいの認識なので、智絵里にとって大切かって言われると首をかしげてしまうような存在ですね。大切であればあるほど優先の度合いが少なくなってしまう彼女なので、その点嫉妬めいた感情を抱くことはあるかもしれません。
立場的には東方の国の王女様、出奔した子ですね？　おそらくその設定のツバサ自身が忘れているのではないかと思います。きっと読者さんもね大体の人が忘れていると思うんですよ、弟も出てくるのが次のルートからになりますので、だんだん登場するキャラクターとか自身の大切な人っていうのが増えてくるのが今作品になりますので、まあループものの宿命として最初から登場しているキャラクターはだんだん能力が低くなってくるのではないか、という気がします。
戦闘して何かを解決するであるとか暴力的手段をもって問題を解決するという立場を基本的にみんながしないので、戦闘能力の有無というのは作品においてあまり重要ではなかったりします。 ツバサの一番得意な能力というのが、心を読むこと、後は予知能力的な何か、故郷では巫女さんみたいなことをやっていたので、占いであるとか、人の心を操る能力に関してはかなり高いものを持っています。智絵里が能力を発揮するには彼女を落とした方が楽になるとは思いますし、ツバサも自分が一番智絵里をうまくは使えると思っているんですよ、ただその点もアピールしてしまうと逃げられてしまいがちなので、おそらく立場的には傍観者で、ルートがあるかどうかも分かりません、ないんじゃないかなと思うんですよね？
乙女ゲームの転生ものでありがちなゲームではこういう立場の人だったっていうのも入れてみたかったんですけどやってみてもあんまりしっくりこないって言うかそこは全然重要じゃないって言うか。最初から距離が近いのでお互いに踏み込むのが怖い部分もあると思うんです。あんまり恋愛的な事をしない作品なので、ルートと言っても名ばかりみたいなところもあるんですけれども、 キーポイントキャラクターではあると思います。
乃絵美にとって一番大切な存在っていうのは間違いなく智絵里であり、何に対しても優先して彼女を守る、というのが主の目的となると思うんです。彼女自身は強い能力と才能を持っているので、やろうと思えば死亡フラグなんかもへし折る事ができると思うんですよ、でも高い能力を持っていたとしてもうまくいかないっていうのが今作品のパターンではありますので、彼女のまた失敗しつつ成長していくのかななんて考えております。