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2019年02月18日01:15

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漫画「銃夢」が実写映画化

先日、テレビCMみてたら、あれ、この映画?銃夢っぽくない?って思って調べたらそうだった。

あの「銃夢」が実写化。タイトルは「アリータ・バトルエンジェル」

あの世界観を実写化するのは無理だと思っていた。

しかし、今の映像技術があったら可能なのだろう。



30年近く前の漫画が、なぜ今さら?と疑問だったが、

巨匠ジェームス・キャメロンが、かなり前から映画化をしたいと思っていたらしい。

なぜか、ロバート・ロドリゲスが監督で映画化される。脚本はキャメロン。

キャメロンが映画化したいと思う程の作品。銃夢。



私は、この銃夢という漫画が大好きである。

30年近く前の作品だが、10代の私も前衛的な世界観に衝撃を受けて、単行本も購入した。

「AKIRA」を見た時と同じくらい衝撃を受けた。



世界観、世界観というが、銃夢の世界観は今でも凄いと思う。政治やスポーツ、テクノロジー等、背景設定も細かい。

空中都市「ザレム」の下にある「くず鉄町」という所で物語が進行するのだが、地上で作られた物はザレムが独り占め。

その余りが、くず鉄町の資源みたいな設定。

くず鉄町に捨てられていた、脳は生身の女性サイボークの頭を医者のイドが拾って、修復し、ガリィという名前をつけて、生活する。

ガリィの記憶とか、イドとの愛情や、ユーゴ少年への恋とか、様々なバトルや、ザレムとの確執とかで展開する。

こうやって書くと普通の話に見えるが、色々と細かい所や発想が気に入っている。もちろん絵もすばらしい。



連載開始は1990年は、まだ家庭用のパソコンが然程普及していない時代なのに、脳を記憶媒体として、チップと交換できたり。

ザレムの管理施設の周りの、侵入防止の壁は高圧な水を循環させて侵入できないようにしてたり、

ナノマシンの技術を使って、人体生成したり、

ザレムが浮いているのは、ザレムと同様の大きさの重りを宇宙に出して、星の遠心力を利用してたり、

ザレムでは、自殺を自分で選択できたり、

他にも色々とあるのだが、今現在、研究や議論されているような事を、30年前に漫画で設定している。



AKIRAも実写映画化されると言われて、10年以上経っているが、あの世界観をどうやって表現するのか、脚本に落とすのか、監督が決まらないとか、全然進んでない。

きっと、これはAKIRAじゃないとなってしまうんではないのか。だから監督決まらないのじゃないかな。

お金出す側と、作る側の意見が合わなくなるのでは?と邪推してしまう。



銃夢は既に完成したのは良いが、登場人物の名前が既に、違っている・・・。少しヤバイ感じがしてきた。

ガリィと登場人物の関係とか滅茶苦茶になってやしないかと不安になる。

(ちなみにAKIRAの最初の脚本は金田と鉄夫は兄弟って設定で滅茶苦茶だった様子。)

期待はしているが、不安も残る。原作ファンとはそういうものだと思う。

ま・DVDになるまで見ないと思うが。
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