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2019年03月04日11:45

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やっぱり芝居は面白い!!!263(7)

昔演じた芝居に、思春期の娘が目の前に父親が居るのに、母親に「お父さんにこう言って」みたいな場面があった。「直接言えよ!」って笑える場面なのだが、実際にしかも自分の身に降りかかるとは。60歳過ぎの爺の間で。情けないを通り越して人間不信だよね。
2日の土曜日は、鬱状態のまま片道9000円出して、愛知県は豊橋まで観劇。先日のラゾーナ川崎プラザソル「カワサキ ロミオとジュリエット」で大変世話になった橋本昭博が市民劇の演出をしているんですね。やってきました穂の国とよはし芸術劇場。駅直結の素晴らしい劇場。豊橋って、こういう町なんだね。演目はシェークスピアの名作「リア王」
どん底から笑ってRETURN?アリの国のリア王?リア王が女?悲劇を喜劇に?
こんなのアリ???大丈夫なのか?ハッシー!
凄かった!素晴らしかった!!感動した!!!市民劇の限界超えていた!シェークスピアでありながら、現代社会の問題。世代交代、相続、親との同居、兄弟の確執、差別、隣国との争い。笑わせながら、とても身につまる大作でした。何よりキャストが素晴らしい。プロの役者が二人いたらしいが、区別がつかない。それよりも何て楽しそうなんだ。
良い意味で、行政の匂いがしないのが素敵だよね。橋本昭博の才能を再認識。
劇場、行政、演劇の間でもがいている僕にとって、大いに参考にすべき芝居であった。
橋本君、ありがとう。遠くまで観に行った甲斐、大いにあり!!!

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