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2018年11月01日11:57

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米津玄師『Flamingo』幕張公演2日目~2018年10月上京その3~

 今年のヒット曲といえば米津玄師『Lemon』とDA PUMP『USA』くらいしか浮かばないのですが、その米津の『Lemon』が先日の幕張で、ようやく披露されました。米津のライブには初参戦です。16年の仙台公演は取れなかったのに、より取りづらいであろう今回の幕張はサクっと取れてしまった(笑) 幕張メッセについたのは16時ごろ。米津ライブ以外にも、ハロウィンイベントもあり、仮装した人たちをちらほらと見かけることができました。これぐらいの人数だといいんでしょうけどね……。
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 到着も遅かったけれど、2,3時間早くてもグッズを買うのは難しかったのかもしれません。店員に聞けば、日曜のツアータオルは昼過ぎには完売してたそうです。残っていたのはビニールバッグ、ネックストラップ、パーカーくらい。仕方ないのでビニールバッグを3つ、ネックストラップを1本買ったのみ。チケットはないけれど、グッズだけ買いに来たという人も相当にいたんだろうと思います。とはいえ、上京して参戦の身なので、やることは他にもいろいろあったので止むをえません。
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 ここからはネタバレ。とはいえ、今回はその2公演が終わっているので問題ないか。ブロックはL1,L2,R1,R2の4ブロックに区分け。広い会場を4ブロックにのみ分割。俺はR2でした。ただ、もっと細かく分割しても良かったんじゃないかと思います。特にL2,R2ブロックだと、会場内に大きな柱が2本?あって、それがどうしても視界に入ってしまう。正直、幕張メッセは音楽イベントには不向きかも。企業説明会だのコミケとか平面で動き回るにはいいのでしょうが。
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 これほどの大会場でのライブは初めてだったでしょうから、仕方ないかもしれませんが、後方の熱気は微妙だったかもしれない。中央花道をもっと長く引っ張ったり、BUMPの「恥ずかし島」のように、後方へ移動しての演奏・歌唱があると良かったなあとも思ってしまった。ダンサーや太鼓隊も後方で見る分にはインパクト的にどうなんだろう?分かっていたことではあるが、口数が多くはないので、『TEENAGE RIOT』まで12曲を立て続けにやってからMC(笑)
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 『TEENAGE RIOT』はCMで一部分だけは流れていましたが、フルで聴けたのはこの幕張公演が最初。発売と同時にMVもYOUTUBEにあげられましたが、一足先にMVも公開。『Nighthawks』をもっとバンドサウンド、歌詞も尖らせたような曲。「当時のグズグズとした、ヒリヒリとした気持ちをもう一度呼び起こして作った曲」だそうですし、中学時代に生まれたフレーズをベースにして作られたそうです。ある意味、発表されている曲でもっとも古い曲なのかもしれません。

「最近の俺の規模感、音楽性の変化にある種戸惑いを覚えている人もいるだろうなあと感じています。でも、なんだろうな……変わっちまったな、遠くに行ってしまったなと言われるたびに、そんなこと言うなよって思っていて」「個人的には、変化していくことは殊一番美しいことだと思っています。同じことをやっていてもしょうがない。昔やっていた音楽はそこにある。より遠くへ行くことがある種の信念になっていて。それが自分のためだし、回りまわって聴いてくれる人のためにもなりうると思ってます」

 皆にいわれるであろう言葉ではある。「昔は良かった」ってのは。「同じことをやっていてもしょうがない」ってのは本当にそうで、それをやっていたら飽きられるだろうし、それは才能の枯渇だとさえ思う。そういう意味で王道的な『Lemon』のあとにクセの強い『Flamingo』をリリースしてくる姿勢には、今後のさらなる期待を感じてしまいます。初期の歌詞にも鬱屈したものを感じますが、『Flamingo』はそれとはまた、売れてしまったからこその鬱屈を感じます。ミスチルの『es』的な。


 アンコールのMCは、幼馴染のギター「なかちゃん」のほうがむしろ主役。バンドメンバーはずっと固定のようですね。気心知れたサポートメンバーが大事なのだと思います。思えば俺はバンドのライブばかりで、ソロのシンガーソングライターのライブって初めてかもしれません。MCや演出をサポートし続けてくれる存在は、きっと米津にも必要。ミスチルだって高校の同級生だし、BUMPも幼馴染だしなあ。MCが面白く、「美しく」変わっていくことも期待したいと思います。
 
1.LOSER
2.砂の惑星
3.飛燕
4.メランコリーキッチン
5.春雷
6.アイネクライネ
7.amen
8.Paper Flower
9.Undercover
10.爱丽丝
11.ピースサイン
12.TEENAGE RIOT
MC1
13.orion
14.打上花火
15.Flamingo
16.Lemon
アンコール
17.ごめんね
MC2
18.クランベリーとパンケーキ
19.灰色と青


 『LOSER』で米津を知ったものとしては、一曲目が『LOSER』ってのは上がりました。その後も主に『BOOTLEG』の曲が主体。「今の米津玄師」を強く打ち出している印象はあります。発売直前の『Flamingo/TEENAGE RIOT』はもちろん、カップリングの『ごめんね』もやってくれましたしね。『ピースサイン』は会場と一緒に盛り上がるには良さそう。会場をあおってみんなで「おーおーおーおー」やるといい感じ。個人的な好みですが『Nighthawks』『アンビリーバーズ』なども聴きたかった。まあ、いつかまたライブに行けばいいか(笑) 

 客層は思ったより低くない。俺のようにアラフォーな方々も相当数いました。一番多いのはもちろん20代だとは思いますが。「ハチ」時代からのファンの数は「相対的に」少ないだろうし、その人たちも少なくとも20歳以上にはなっているだろうしね。年明けのツアーも気にはなるが、チケット入手がやはり激戦だろうし、そもそも2月とか俺の都合的にさすがに遠征は難しいな(笑) 主に会場や演出についての不満を書いたけれど、これが幕張メッセではなく、セキスイハイムスーパーアリーナとかだと、印象はガラっと変わるかもしれません。
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