ニウエという国を知ってますか。

ニウエと言っても聞いたことがない人が多いでしょう。
ニウエは南太平洋に浮かぶ小さな島で、ムー大陸の名残り。
実際はトンガに近いが、国としてはニュージーランドの属国のような形態だ。エリザベス2世が国王。
１９７４年に設立されて、現在はニュージーランドと自由連絡連合の形で軍事面はニュージーランド政府が面倒を見ている。
国と言っても人口は約１５００人くらいの小さな国。
産業はほとんどなく観光のみが収入源。しかし観光にも定期便がほとんど無く、ただニュージーランド航空が不定期で飛んでるだけだ。そのうえ国営のホテルは台風で壊れてしまった。この状態では観光客など行ったものはほとんどいない。

場所はニュージーランドからは日付変更線を超えるために、わずか３時間半の飛行でも、朝たって前日の朝に到着することになる。不思議な時差だ。

こんな小さな国でも独立国なので、国連には加入してないが、国連から独立国としては認められている。
そのために切手もある。それが面白いものだ。
下の写真。



この切手はウィリアム王子とケイトさんの結婚を祝って発行されたものだが、なんと二人の間に切り取り線がある。切り離して使うのだ。
更にウィリアム王子の切手は３ドル４０¢。ケイトさんは２ドル４０¢トと安いのだ。
いかにもいい加減な国だ。これで誰も文句を言わない。１５００人しかいないのだから仕方ないか。

最初の写真は首都の街並み。