先週から喉がガラガラで、治りそうにないので昨日、評判の良い耳鼻科で診てもらった。
「ポリープができてますね」
医師曰く、鼻水が食道に流れており、それが胃に到達すると、胃酸が逆流し喉を刺激するのだそうだ。
聞いたこともなく聞き間違いかと思い確認したが、医師はそうだと言う。
それと、喉を酷使しすぎないようにと忠告を受けた。
丁寧に礼を言い、薬局で処方を元に薬を買って帰った。
それらを飲むと数日で症状が改善し、先日カラオケを歌えるようになったのだが、自分の声に少し驚いた。
喉がおかしくなる直前に、高音域を出そうと練習していた曲を歌えるようになっていたのだ。
とても嬉しい経験ではあるが考えてみれば不思議だ。
歌っていく中で少しずつ高音域を出せるようになってはきたが、このような事が初めてで、自分の身にも起きるとは思わなかった。
こんな話を聞いたことがある。
「喉を潰すまで練習してやっと、出したい声が出せるようになった」
血の滲むような練習をしたわけではないが、何かを手に入れるには何か代償のようなもの、痛みが必要なのかもしれないと思った。
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