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2018年09月27日19:24

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すすき梅雨のラジオ

今日のザザシティ浜松上空はしとしと雨。このあとお天気は回復して夕方以降は晴れてくる予報で、明日いっぱいは日差しがありそうですが、明後日からはまた雨マークです。このところずっとこんな感じですよね。先週末も、土曜の午後から晴れてきて月曜日までは晴れ間があったものの、その後は今日までぐずついたお天気でした。

今ごろはどうしても不安定なお天気が続きます。これは、ちょうどひと月前にお話ししたように、日本列島の上空に「秋雨前線」が停滞するからでしたね。おさらいしますよ。「前線」とは、異なるタイプの空気の境界線のことで、秋雨前線の場合は、南から張り出している暖かい高気圧と、北から南下してくる冷たい高気圧とがせめぎあって雨を降らせるんでした。

前回このお話をしたころ、秋雨前線はいったん南下したあと北にだいぶ押し上げられていて、つまり夏の空気の勢力範囲が盛り返しているところでした。まだ真夏日が連日続いていたころです。でも、今の天気図では前線はずいぶん下って南の太平洋上にあります。つまり列島は大部分が秋の空気に覆われているということです。

ですから気温のほうは落ち着いてきつつありますが、まだまだ秋雨前線の活動は続きそうです。そのうえ週末から週明けに台風が来るかもしれませんから、週間予報には曇や雨のマークがたくさんついてます。とうぶん雨具が手放せそうにありませんね。

今ごろの季節に降り続く雨をさして「秋の長雨(ながあめ、もしくはながさめ)」と言いますが、この雨にはいくつか別名があって、そのひとつが「すすき梅雨」です。

涼しくなってきたころ、いちめんのすすきを揺らす長雨。情景が浮かびあがってくる言葉ですね。この雨は古くから親しまれた秋の風物詩でもあって、俳句の題材などでも数多く使われています。鬱陶しいお天気ですが、いにしえの人々が親しんできた雨を現代に生きるぼくらも同じように体感しているんだと考えて、雨の風情を楽しんでみるのもいいかもです。

あじさいの季節の梅雨には「入り」や「明け」がありますが、すすき梅雨にはこういう線引きはありません。これは、秋雨前線が梅雨前線ほど強い前線ではないため、しとしとぱらぱら降る雨やくもりの日も多い。それで、いつの間にか始まっていつの間にか終わっててしまうように感じるからだ、そんな説もあるそうです。ね、味わっておかないともったいないような気がしてきませんか?

このさき、前線は10月はじめごろまでは停滞が続いて、10月なかばをすぎるころしだいに消滅していきます。そうして、このころにやってくる高気圧が日本を覆うとカラッとした青空になる、これすなわち「秋晴れ」です。間もなくやってくるさわやかな季節を楽しみに、今の雨を楽しんでいきましょうね。

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と、そんな話題からスタートした2018年9月27日のSmile on Radio木曜日。登場いただいたのは…

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Today's Smile
今月10日からインターンシップでFMHaro!に来てくれている、静岡文化芸術大学デザイン学部2年生の伊藤恵美さんに、番組への生出演も体験していただきました。

大学では建築・環境について学んでいる伊藤さん。「音環境」の研究から音響機器に興味があったことに加え、大学でプレゼンを行う機会が増えて自分の頭にある映像を相手に伝えることの難しさを感じたことから音声だけで情報を伝えるラジオに興味をいだき、インターンシップ先としてFMHaro!を選んだそう。

期間中は、生放送をディレクターのかたわらで見学しながら番組で使うリアルタイムのお天気や交通情報を入手したり、CMなど収録の見学をしたり(ディレクターやパーソナリティによってやり方が違うのも楽しかったそう。たしかにそうですね〜)、自動運行システム(番組制御装置)を手動で作成したり、営業スタッフに同行したりと様々な体験をされました。

とくに印象に残ったのは、決められた時間内におさめる技術。生放送で「あと数秒」という状況にドキドキ、でもディレクターさんもパーソナリティさんもぜんぜん焦らずきちんと収めるのはすごいと思いました、と…。うう、くすぐったいですがそんなふうに感じ取ってくれて嬉しいです(^^)

いろいろな視点からラジオというものを見ることができ、ひとつの番組をつくるのに沢山の人が関わっていることを知ることができて楽しかった、と伊藤さん。「ラジオの魅力とは?」の問いには、直接語りかけてくる語り口で自分もその場にいるように感じられること、リスナーメッセージに答えることで一緒におしゃべりしているように感じられること、と。いやーほんとに嬉しいです。 

将来について、具体的な職業はまだ決まってないものの、ラジオの現場は常に臨機応変、色々な視点からものごとを見て周囲を思いやりながら、自信を持って自分の考えを言える大人になりたい、と伊藤さん。また、体験中のアナウンス講座で学んだ発声や表情の訓練を今後のプレゼンテーションに活かしていきたい、とも。うん、きっと素晴らしいプレゼンテーションになりますね!

今日の生放送のため、コーナーあけにお届けするナンバーをあらかじめ選曲してもらってありました。出演体験の仕上げに、リスナーさんにむけて、その曲にたいする思いを語っていただいたうえで、アーティと名&曲名のコールでコーナーを締めていただきました。14日間の就業体験、お疲れ様でした!
 
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Happiness Style
「味ごよみ げんでん」・女将さんの原田ややもさんに「秋刀魚の蒲焼」を教えていただきました。おお〜っまさに秋の味覚!今年は秋刀魚の豊漁も伝えられていますし、ぜひ活用したいですね!

強いて言えばハードルは「生の秋刀魚を三枚におろす」ところだけ。自信のないかたは魚屋さんでお願いしましょう。ちかごろはスーパーの鮮魚コーナーでも「調理します!」との掲示があるところが多いですよ。

ここさえクリアできれば、あとは材料も調味料も手順もとってもシンプル、超簡単に作れちゃいます!秋刀魚は塩焼きももちろん美味しいですが、この方法なら煙が苦手なかたでも安心です(後片付けもラク!)。白いご飯にもお酒にもばっちり合う一品、この秋、ぜひ食卓に!!(なお、生からおろした場合は中骨も低温でじっくり揚げて、塩を振っておいしくいただいちゃいましょう!)

信州の駒ヶ根で国産松茸をどっさり仕入れてきたげんでんさん。香り高くて美味しいそうですぞ〜!土瓶蒸しは鱧入りor鯛入りで。大人気の松茸、昨夜早くも焼き松茸や土瓶蒸しのオーダーが複数あったそうですから気になる方はお早めに!お問合わせやご予約は【TEL:053-571-1456】、または>ホットペッパー< https://www.hotpepper.jp/strJ001185762/ >にはお得なクーポンも。公式サイト< https://genden.owst.jp >やブログ< https://gendenyayamo.hamazo.tv >、Facebookページ< https://www.facebook.com/味ごよみ-げんでん-1478952532161814/ >もぜひ!

また、来る10月8日(月・祝)14:00〜17:00、「日本酒を飲んで支援 〜西日本豪雨〜」< https://www.facebook.com/events/262604181022532/?active_tab=about >が万年橋パーキングビル8Fで開催されます。豪雨で被災された蔵の日本酒をみんなで飲んで、楽しんで、ゆる〜く応援しましょうというイベントです。げんでんさんも前売りチケット取扱とおつまみ提供で参加されます。詳しくはリンク先をぜひ!

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はじまりはいつも、ヒトツの感動から。〜浜松市文化振興財団イベント情報〜
浜松市文化振興財団</a> 文化事業課の太田宗さん、演劇団体代表の近江木の実さんをスタジオに。『第64回市民芸術祭 はままつ演劇フェスティバル「劇突(ゲキトツ)」』についてご案内いただきました。

本日は「劇突(げきとつ)」の公演のひとつ、朗読劇「蜜蜂と遠雷」< http://www.hcf.or.jp/hall/detail.php?id=21816 >の構成・演出・出演をされる近江木の実< https://kinomi21.hamazo.tv >さんにもスタジオにおいでいただき、活動の様子や今回の演目の見どころについて伺いました。

恩田陸作、直木賞&本屋大賞受賞作で、この11月開催される浜松国際ピアノコンクールをモデルに執筆された小説を題材にした朗読劇「蜜蜂と遠雷」。文章をぐいぐい読ませる凄さや音楽を言葉で描く表現力がいっぱいに詰まった作品。そして朗読とも演劇とも違う、複数の役者さんたちが朗読しながら舞台空間を動き回る朗読劇。見どころ満載です!

浜松市内で活動されている劇団の公演が多数予定されています。
◎ご案内いただいた、木の実プロデュース 朗読劇「蜜蜂と遠雷」
 10/14(日) 17:00 浜松市地域情報センター ホール
◎〈協賛公演〉浜松放送劇団「死神とその弟子」
 10/14(日) 14:00 クリエート浜松 2F ホール
◎オムニバス公演(一つの舞台で複数の劇団が見られます!)
 11/11(日) 時間未定 浜松市勤労会館 U ホール 料金未定
◎劇団からっかぜ「二人の長い影」
 11/24(土) 18:00 浜松市福祉交流センター ホール
◎シニア劇団浪漫座「鹿鳴館、西へ!」
 12/2(日) 14:00 浜松市福祉交流センター ホール
◎高校演劇選抜公演
 2/22(土)14:00・23(日) 13:00 浜松市勤労会館 U ホール ※無料

さらに「演劇に興味がある!」という方には、ワークショップも開催されます。12/16(日) 10:00〜18:00、会場は浜松開誠館高等学校アリーナ。参加費は一般 1,000 円/高校生以下500 円です。この体験をきっかけに、演劇をやりたくなっちゃうかも!お申込みは《culture@hcf.or.jp》までどうぞ。

チケットは各劇団で販売しますが、アクトシティチケットセンターでの取扱いもあります。詳しくはお問い合わせください【TEL:053-451-1151】。また、公式サイト< http://www.hcf.or.jp/shiminkyodo/gekitotsu/ >には各団体のお問い合わせ先も掲載されています。

泣きあり笑いあり、様々なドラマを浜松市民が熱演します。もしかしたらご近所のかたが舞台に立っているかも?親近感あるステージです、ぜひ足をお運びください!

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
星や星座にまつわるお話をお届けしてきたこのコーナー、来月からリニューアルすることになりました。
最終回の今日は、夜空ではねるイルカ、いるか座についてのお話でした。

いるか座は、とっても小さな、かわいらしい星座です。
残念なことにあまり明るい星がないので、条件のいい星空でないとなかなかその姿をみわけることはできませんが、「周囲に明かりのない暗い場所」という条件さえ満たせば、小さいながらも形がまとまっていて、すぐ見分けがつきます。

夏の大三角の一角、七夕の彦星でもあるアルタイルのすぐそば、「小さなひし形に尾がついた」かたち。いちど見つけると次の機会にも探したくなる、印象的な星座です。

星座絵では怪物じみた姿で描かれますが、ぼくはちょっと勝手ながら、海面でジャンプしているイルカをいつも思い浮かべます。個人的な見方ではありますが、でも、ネットなどでは同じような意見があちこちにあって、やっぱりそう見えるんだよなあ、なんて思ったりもします。

行楽シーズン、空気のきれいな場所に夜まで滞在する危害があったらぜひ探してみてください。

ではいつものように、探し方画像です。
https://img02.hamazo.tv/usr/t/o/m/tomsan/Delphinus2018-01.gif

いるか座はちょうど夏と秋の境目といったあたりに位置する星座です、つまり季節の変わり目の星座。
リニューアルする節目としてもふさわしいかもしれませんね。木曜日の『My Choice Time』、来週からもどうぞお楽しみに。

このコーナーで星や星座にまつわるお話を毎週お届けするのはいったんお休みになりますが、ぼくの大好きな話題のひとつですから、これからも折に触れてお届けしたいと思っていますよ。

忙しい毎日、ゆっくり夜空を眺める時間はなかなか作れないかもしれません。でも、だからこそきっと、貴重なひとときになります。
お天気が変わりやすいこのごろですが、晴れた夜には、ぜひ、星をみあげてみませんか。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!

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