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2018年04月17日23:08

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ワンダーフェスティバル と バーフバリ 兵士の生活空間から見たドイツ軍隊の19世紀

 まずは映画の話題からわーい(嬉しい顔)

 すでに昨年末公開の映画ですが、「バーフバリ・王の凱旋」がロングラン公開に成ってます。
 川崎チネチッタに至っては1作目も同時上映(クリアファイルもらいました)

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 前作「伝説誕生」からさらにパワーアップしている印象で過剰に面白いです、素晴らしいウインク
 インド映画に付き物で日本ではバカにされがちな歌と躍りのシーンも、唐突ではなく主人公のイメージシーンとする演出が上手く為されており、インド映画を初めて観る人にも違和感無く楽しめると思います。

 とにかく真新しいものを観てもらおうというスタッフの意気込みがヒシヒシと伝わってきて心地好いですね。
 かと言って、人間のやる事ですから懐かしい心地よい匂いにも満ちてます。
 邦画では半世紀前までは同じ精神で作られた映画は沢山有ったのに、後に「正しい人達」に否定されて消滅した楽しさがこの映画には有ります。
 例えば衣装替えのバカバカしいけど楽しい乗りの演出なんか「旗本退屈男」そのものではないでしょうか。

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 今のハリウッドや日本の娯楽作品がただ刺激だけ箇条書きにして、起承転結と感情移入を否定し、設定と画面密度だけがインフレ化して巨大に膨れ上がっているのと対称的な作りです。
 でも観客側も10秒くらいの記号(ネタ・設定)を次々と消費する事だけを望んでいるので、需要と供給は合致しています。
 正直言って私は「シン・ゴジラ」「君の名は」「ガールズ&バンツァー」「スターウォーズEp7、8」など、これらの方法論で製作されてる作品の何が面白いのかサッパリ分からないのですむふっ(勿論、それらが世間で受ける理由なら理解出来ますが)
 そんなものが傑作として持て囃される世間の風潮にゲンナリしている私に対して、まさに「映画の神様降臨」とも言えるのが「バーフバリ」なのであります。

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 ところでバラーラデーヴァが、WWEスーパースターのヒールでありながら前USチャンピオンの「ジンダー”現代のマハラジャ”マハル」にしか見えないんですが、いかがでしょうかウインク

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 クラウゼヴィッツ学会「兵士の生活空間から見たドイツ軍隊の19世紀ー職業的常備軍から国民軍への移行期を中心に」。2月21日。
 講師は丸畠宏太敬和学園大学教授。
http://www.clausewitz-jp.com/conventions.html

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 会場の学士会館は昭和3年(1928)築。

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 設備を近代化しながら維持されており、外観も中もビックリするくらい綺麗なコンディション。

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 私の理解する所では、日本の「国民意識」は封建制時代の「お国」の感覚が明治維新以後スケールの拡大変更が有っただけ。
 こうした感覚を欧州(ドイツ)に当てはめる事は出来ないと思うのです。
 その意味でこの日の講演は滅茶面白かったです。
 軍隊と大衆、革命の関係とか。
 他から導入したもので無く自ら構築せねばならなかった制度は生物の進化にも似てますね。
 自然淘汰と突然変異の組合せ。
 この日職場では機械加工系の論文の添削をしていて脳が偏っていたので、余計に面白く感じました。
 どんな分野でもそうですが、山と山の中間期って混沌と割り切りが混在していて面白いです。
 経済上の事情で懇親会には参加出来ず。懇親会での話にこそ核心が有ると常々思っているだけに残念です(5月以後改善)
 余談ですが、相撲論議をしている方達は目先にぶら下がってるアンパンばかりに目を奪われないで、何故呼び出しが力士名だけでなく「出身地」も言うのか、その意味や理由も考えてみるべきだと思います。





 「ワンダーフェスティバル」2月18日富士山

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 今回は例によってスタートレックの偉い人が引率する某米国プラモメーカーの社長ご一家、他英、韓、伊の多国籍軍と入場しました。
 そして師匠からゲストパスと引き換えに「布教活動せよっ」と束で渡された絵ハガキウッシッシ

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 別冊映画秘宝「東宝版フランケンシュタインの怪獣完全資料集成」発売中です。
 絵ハガキは未収録写真。
 誰が欲しいんだろうと思っていたら、そこはオタクの集まりのイベント、予想外に好評ですぐに無くなりました。
 特にJ-TankのT氏はフランケンシュタイン+サンダvsガイラが大好きとこの時に判明。


 痛車有り。

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 益々パワーアップする軍用車両群。

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 元祖ジープのウイリスMB(よく見るとバンパーに穴が有るのでフォードGPWです)欲しい。

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 手前はフォードMAT(M151初期型)

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 M113は自走模型ですね。

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 クローラ(キャタピラ)の予備ピースは実車の物と思われます。

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 クローラダンプのシャーシがベースと思われます。
 この時点ではディーラーは準備中で忙しいので話かけられません。
 まだ塗装に至らず板金加工が剥き出しで、むしろ面白いですね。

 開場後、尻尾の付いた謎生物が苦労して乗り込みました。

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 ジェリカン、ランプ類は実物規格品の中古を転用ですね。

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 シャーシの大きさに合わせたので実車の4/5スケールくらいです。

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 謎生物の正体は、アリクイさんでした。


 「すずさん」は4か所のディーラーから出展されてましたが未だに決定打無し。

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 あちゃ〜・・・・・。

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 この、すずさんとリンさんは女性造形家の方の作品ですが、こうの先生の絵柄は女性のセンス方が向いていると思います。


 前回から出展されてるディーラー。

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 出展している方は片淵監督にサインもらって太鼓判頂いた気分なのか、舞い上がって自信満々なんですけどね・・・

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 でもですね、出来がコレですよボケーっとした顔
 残念なんてレベルですら無いと思います。


 プラモメーカーブースで熱弁を振るう国本大将。

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 自身で監修されたピットロードの25mm3連装機銃がどんなに素晴らしい物か語っている模様。
 でも隣のP社B氏は寝ていますあっかんべー

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 1/100大和主砲塔、副砲塔。

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 形状から古い1/700プラモデルをスキャンして七倍し3Dプリンタ出力した駄物の模様。


 一見リヤカーですが肝心な部分が違っており、構造的には金属製大八車ですね。

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 バイクのレコードブレーカー。

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 一体誰得なのか。


 これも誰得なのか、アルスナルVB10。

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 1/144の軍用フルトレーラー群。

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 魚雷も錨も極めて残念な出来ですが、例え精密正確に作っても売れ行きは変わらないんでしょうね。

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 買う人達も原型作る人もキャラクター物と認識してるので。


 原型遅々と進行中。

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 国本大将、大阪にも行くらしいよ。

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 「シタデル」さん、「ロケットモデルズ」さんと、3大オールスターキャストな企画ですね、恐ろしい。


 1/12グッズ類。

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 ビニールプールが良い味出してます。


 友人卓その1。

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 その2。

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 M1エイブラムズ毛がに蟹座

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 毎度お馴染みイワシ金属化の展示作品。
 そして創作蟹戦車は前回から商品にも。

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 今回は「ストーム・カラッパ」。


 ニャンフェスでツボだった猫楊子置き発見猫

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 聞いたら、ワンフェスは以前から出展されているそうで、不覚。

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 生物モチーフ多し。

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 菌類マニア。

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 ピンが付いたキノコを木に見立てたコルクに抜き差しするのが楽しい。



 アート作品はマテリアルも木、

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 革、

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 陶器、

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 いぐさうれしい顔

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 等多彩。

 造型は女性作家さんのセンスの方が楽しい印象。

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 とにかく3Dプリンターで造形すればいいって風潮はどうなのか。

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 こりゃ素晴らしいチャペル

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 フェルメールの真珠の耳飾りの少女を出展しているディーラーが有りますが、出来は残念な感じ。
 対してこちらはダリそのもので満点。


 ダリと並んで今回最大のツボだった「マニ車」電球

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 あくまでカメラアクセサリーって視点も素晴らしい。
 横のレバーを引いてグルグル回すと、以後御利益で良い写真が撮れるという有難いアイテム。 勿論、体験させて頂きましたリサイクル
 お金さえあれば5、6個買ってしまいそう。


 鬼灯くん〜、実物大模型がプロディーラーブースで展示されてたよぅ。

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 こっちはアマチュア女性造型家の作品だよぅ(以上cv:長嶝高士)

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 米国から1/6ケッテンクラートを調達しましょう。

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 デイジーというチョイスが渋い。

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 コンバットアーマー上陸用舟艇ってのも渋い。

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 グランとアロン(とシュバルツバルト)

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 はいしゃるたっとぉ(cv:加藤精三)

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 ソル・アンバーとはコレまた渋い。

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 悶死しそうです。

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 「クソガレージキット」指でOK

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 商品名は江原正士師匠の声で読もう。


 ワンダーフェスティバルとは駄菓子屋から食物を省略して玩具棚を巨大化させたイベントなのよ!(cv:竹達彩奈)

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 こたつがいい味です。

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 メンタコのカップ麺の蓋・・・

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 に目を奪われてはいけない。

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 一番下の金属鎧生物スケーリーフットが渋いサーチ(調べる)


 「うみうし」に特化している潔さ。

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 前回、マカロニほうれん荘で勝負をかけた大手ホビー商品通販会社。

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 今回はアグネス・ラムで挑むハート

 今回のイベントとしての印象。
 老舗アマチュアディーラーの激減。
 しかし世代交代は無しに、女性造型家と外国人ディーラーが回を増すごとに倍々の勢いで増えて補填。
 女装した男性も倍々増しで急増中。

 人出が多くて閉会まで歩くのに苦労する程混んでました。
 でもWF名物お買い物袋下げてる客が殆ど居ません。
 閉会まで行列の絶えない卓も何ヵ所か有ったものの、売れてる訳ではなく完成見本撮影待ちの行列。
 皆ガレージキットには興味が無く、話題の作品写してネットに掲載するのが来た目的らしいです。
 まさに「努力無し、実積無し、考え無し」で結果だけ欲しいご時世そのものを見せられたイベントでした。
 私も沢山写真を撮りますが、全部を買える訳ではなく作れる訳でも無いからです。
 写す物も事前情報無しで会場入りして、その場で見て「これは!」良いと思った物。
 作者に余裕が有るようなら会話もするのが楽しいです。

 あと、十歩歩くと訃報に当たるって感じでした。
 有名無名問わず。
 個人的に一番残念なのは噂で聞いてはいたけど死亡が確認された古い友人の艦船モデラー。
 ミンダナオ会の方でしたが、闘病生活入ったのが10年以上前だから今のミンダナオ会しか知らない方には分からないと思います。

 一番面白かったのは、悪い意味で有名ディーラー「ライジングサン(コニシ)」が隔離島流し処置をとられていて友人ディーラー達と笑うネタに成りました。

 おしまい。
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