mixiユーザー(id:1077509)

2018年07月21日12:55

576 view

69期修学旅行報告会

朝から竹佐古先生の音楽礼拝特別講義、大掃除と盛りだくさんだったためか一週間後のコーラスは聴けず、残念。例年、瀬棚での作業報告重複が多いと感じてたら、今年は乳牛をひとまとめにして時間通りに終わらせようという強い意志が見えた。

大川小学校、ベテルの家、函館修道院、瀬棚、二分谷、知床、札幌、小樽からフェリーで新潟
(旅行計画委員の地図でのデモの場所、地名のでたらめ具合に失笑)

大川小学校、石巻市で84名の犠牲が出た場所。大川伝承の会、佐藤さんのお話。
今は大川小学校の校舎しかないが、震災前には民家がまわりにたくさんあった。どこを見ても草原で小学校がぽつんと。津波直後は校舎の半分までガレキに埋もれている。コンクリート造ガラス張りの渡り廊下がひねり落とされていた。大型のダンプが周りを行き来し続けてた。未来を拓く、大川小学校校歌のタイトル、被害を繰り返さずここから未来を拓く決意の壁画。
感想、校舎だけポツン、に不思議。家々が流された話に衝撃。佐藤さん、娘さんを亡くされてるにもかかわらず語り部続けられる行動力。悲しみを乗り越えて続けてることに学びがたくさんある。
2日目。エマオ地震の爪痕、復興への兆し 仙台市
被災者支援センターエマオ、東北教区にもともとあったが震災四日後から支援活動はじめた。18362人の犠牲者、避難者も多く残る。被災地を巡るフィールドワークステディツアーに参加。
名取市ゆりあげ地区、海岸に家をたてることが禁止な地域。メイプル館で当日の動画をみる。
仙台市荒浜海岸、小学校、仙台市唯一の海水浴場、松林もすべて流された。再建禁止地域。小学校は震災遺稿として残された。屋上で住民含む320名が助かった。1階の教室、2階のベランダ柵もよう壁も壊れた。二階も腰の高さまで波が入る
昼食とりつつ、体験談をきく。地中から生活異物がでてくる。諦めず前進すること。
東松島市、野蒜駅、新旧それぞれに行く。旧野蒜駅は見学施設に。
感想、怖いで終わらせずにどう考えるか。荒浜小学校のロッカー、名札が残り、生活がそこにあったことを感じた。
仙台東教会、1・2日目宿泊場所
交流会、夕拝、自己紹介、部活紹介、コーラス、牧師先生の歌をうたう
感想、2泊あたたかさを感じた。感謝。

3日目、函館、トラピスト修道院、修道士15人、スタッフ30人で運営
3時半起床からの一日。個室に泊めていただいた。修道院のパン、カレーがとても美味しい。
感想、なぜ修道院に?神様に呼ばれてきた、という答え。自分は信じてない、いたら良いな、ていどの自分から輝いて見えた。

4日目、トラピスチヌ修道院、女性だけ8人で訪問。感想、修道女へのイメージ崩された。合った瞬間から受け入れられてる安心感。喧噪から離れ祈るのみの生活、まっすぐだが真似はできぬ。厳しいだけの場所、と想像してたが、生き生きしてて暖かい場所、学園にも興味をもってくれて色々しゃべれた。共同生活には軋轢が、と修道長に聞かされてどこも一緒と知る。

5日目から
牧場に共通の作業をまとめて紹介(まとめて、は新しい!)。朝、搾乳ほか。昼、アザミ取り、草刈りなど。夕、搾乳フンだし、森垣農場、唯一牛をかってない。交流会。
木俣家、5人、家族として受け入れ、やさしさに包まれ幸せ、人との温かさ、家族のすばらしさ再任
片桐家、7人、45期拓さん。はじめて牛にふれて自然の力、人の思い通りにいかないこと知る。やってみないとわからないこと多い、と体験。
野中信成家、41期。お二人の動物への愛を感じた。すべてを受け入れてもらって愛を受け取れた。ラブラブなご夫婦、互いに努力してこそ、と聞いて大きな愛を感じた。よしとも、まさき羨ましい。牛を蹴らない、叩かない。名前で呼ぶ。畜産部での行動を反省。
野中正道46家、5人、16期正孝さん。ものを大事にしてる。雨が多くて屋内が多かったが、その分、話をじっくり出来てよかった。3,40年を経ての学園生活話で盛り上がれることスゴい。ご飯後の話がすばらしい。
倉田家、健さん和子さん。最後にこれからも祈る、と言われて良かった。格好良い健さんお茶目な和子さん、楽しい一週間。放牧地の傾斜がきつくて牛を追うと足腰やられるんですが、毎日やられてることに大変さも感じるが、健さん夕拝で牧場への思いも聞けた。
西川家、恭子さん譲さん35期同士。来たら家族だ、とその日から迎えていただいた。風邪引いてたけどよくしてもらえた。作業だけじゃなく夕食後の団らんが家族のように楽しかった。労働だけでなく、家庭に入って人の温かさ優しさを知ることが出来る。西川家にしては当たり前かもしれませんが、家庭に受け入れていただくこと大変。
森垣家、聡さん、華ちゃん、恵さん集くん。鶏、人間関係の作り方が人生に生きる経験として実感できた。男性はテント泊です。お店に並ぶ卵と生産者の思いと、知ることが出来た。男女が1対1というのも意味がある。
フォト

生出家6名、生きることを感じた。顔と声がいけめんな道雄さん北海道弁の真美さん。ワールドカップの話、初日にしてたら朝3時からのを一緒に見せてくれたけど、作業は厳しくしてくれてよかった。けんたくんが弟のようだった。
交流会
フォト


べてるの家、統合失調症
10戸くらいのグループホームで暮らし理念のもとに共同生活。安心してさぼれる会社、など。
作業、弱さの情報公開(グループトーク、インタビューからよりよくなる方法感じた)、金曜ミーティング(今週の苦労人、体調や気分をマイナスだけじゃなくプラスにとらえてた)ベテルの人たちのカフェで二食たべた。優しい眼差しでコーラスを聴いてくださり、終わったとき何度もまた来てと言ってくださった。苦労はあるが自分とわけて考えてて、雰囲気を重くしない。

7/6,12日目 二風谷アイヌ
木の皮の服、アイヌ文様は地域で変わる、首飾り、マキリ(小刀)、儀式の道具(翌日マタギキャンプで実際に使用)感想、北海道の自然の中で生きてきた知恵を感じた。木の皮からの服、罠の仕組み、家の作りなど文字として知っていたものを現物で体験できた。木村ふみおさん、アイヌ遺骨返還運動に関わる方の

7/7 マタギキャンプinアイヌモシリ
門別あつし、さん、36歳がリーダー、狩猟民族として生きていくため仕事をやめて実践生活にはいった。それを普及するためにマタギキャンプ結成、三浦さん、本多さん。
狩猟を通じアイヌの精神文化を広める。山に入る儀式、狩り小屋クチャチセを作る、バイオトイレで用をたす。火だけで自炊。雨で着火に苦労する。白樺の皮で火をつけるのがおもしろかった。アルミ缶で米を炊いた。事前に仕掛けた罠を4つ見回り、鹿をしとめ、解体、骨など道具にも使える。今日とった鹿肉をたべて夕食。アラスカの先住民との交流も予定外に出来た。
感想、生きてる鹿を殺して解体し食べて、を初めてした。楽しかった。事前学習通して学びが深まった。日本の歴史教育で伝えてないことがたくさんある。真実から目をそらさず学ぶこと、過去の償いもできてない日本、そのツケはいつか来ると思う。今後に大きな影響が出そう。アイヌを知った上で日本でどう生きるのか問われている。伝統的狩猟生活の復活を願っているが、大変だろうとも思う。

7/9 15日目 知床
午前はうとろで自由行動、自然センター坐学。熊は肉食?いがいと雑食で木の実や虫をよくたべる。観光客の餌やりで距離が近づいて駆除されるヒグマ。えづけ、ゴミ捨て、の重大さをくれぐれもと伝えられた。フレペの滝、森作りの道(開拓地を森林に戻す場)感想、たくさんの方の努力で保たれている。

7/10 16日目
早坂ガイドとアイヌ集落跡巡り、黒曜石探し、くさび彫り体験。作業の早さでびっくり
若月、関西出身15年目、7名で参加。獣道を歩く、ふかふかの地面、キツツキの穴、断崖には男の涙という滝。少しだけしか流れてないから男の涙。オジロワシを断崖で観察。椴松の苗、開拓時代の名残の瓶もみる。海岸ではカニやウニの殻が、カラスの主食で私らより贅沢。感想、整備されてない道を歩く体験。物語の中でしか出てこない新緑など素直に楽しめた。蝶がとぶにも蝶道がある
中西、熊の痕跡を探すツアー、せり、が食べられた跡の臭いが強く漂ってた。獣道は歩きやすかった。川の源流で水を飲んだが美味しさはわからず。知床五湖の一湖だけ行くが森歩きほどのインパクトはなかった。自然世界遺産を忘れる体験。自然のもつサイクル、力を感じられた。
寺田、イオウ山、半島先端の山の途中まで。エゾシカが奈良公園レベルでいた。硫黄が吹き出して黄色いところがあり、植物が生えなくなっている。感想、気さくな方でお話おもしろい、糞の中のありを探し熊が掘ったありの穴もみた。生えない場所も知床の一部。

宿泊 岩尾別ユースホステル、スタッフ3名いつも学園生がお世話になってる
フォト

千円予算なのに2500円の鮭コースいただいた。知床財団の方からのカニプレゼントも。初めて青空みれた。ジンギスカン。巨大なホッケ、カレイ、ほたて、一人一個ずつ炭火焼き。十mくらいで熊の親子を見れたこと。唯一晴れた夕焼けのきれいさ。YH通常営業は今年度限りだが学園生は大歓迎だそう。

札幌独立キリスト教会、9時間かけて札幌へ一泊。内村らが設立、意外と町中。牧師がいなくて、主管という大友浩さんにお世話になった。夕拝、交流会、コーラス。後藤先生の事前学習うけていったが、単なる宿泊場所でなく交流が出来てよかった。貴重な資料に内村サインとかみれてよかった。

計画委員より
全員で行って帰れたことに感謝。精一杯生きてるか、向き合えてるか、大げさじゃなく問われ続けた旅行だった。ギスギスした関係もあったが暖かく迎えてくださる方々、お礼のコーラスを喜んでくださった。一生懸命に暮らされてるから。一生懸命になれること、自分も見つけたい。19泊20日、行く前は長すぎると思ってたが行って良かった。自分一人だけでは行けない場所がたくさんあった。いろいろな人に支えられてること。感謝を返せたかは不明。自分たちだけでの旅行ではないこと、感謝を持って行ってもらいたい。ホンモノの感情に触れられた。鹿の解体、知床の自然、たくさん感情にふれた。自分が大切だと思うこと見つけられた。学び取れた修学旅行、満足してる。自分一人では行けなかった。希望を出してくれたからこそ知れた場所もあったし、69期と行けたからこそ学べたことも多かった。たくさんの方のご厚意を伝え切れてないのが悲しいです。27名を受け入れる準備段階の準備の大きさ、行く前に感じきれなかったことが悔しい。なんでこんなに、という受け入れ体制、歴代の先輩の積み重ねがあってこそ。自分たちの学年だけでは終わりません。70期が行くときはそれそうおうの学ぶ姿勢をしっかり持って行ってほしい。3年が抜けた2学年での学園生活を守ってくれて感謝。先生方の準備を手伝ってくれたことも感謝。計画委員、大変だが、委員だからこそ見れる感じられることがある。これから生きていく心の柱になると思いました。大変だったことキリがないが任せる大切さ難しさ。嬉しいこともキリがない。たくさん準備していたが、受け入れてくださる方の準備に感謝で一杯。旅行で歌ったコーラスは宝物。得てきたことを暖めていきたい。1,2年生、シャキットして。行くのはあっという間。計画委員大変だが価値が残る。つながりも5年10年残るチームワーク。精一杯できたから胸はる。去年の7月15日に委員を任命、7月13日に帰ってくるまでの約1年、下がってた時もあったけど、精一杯できたからこそ。精一杯の準備をして1年後、2年後いってください。
以上で報告会を終わります
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年07月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031