mixiユーザー(id:15207206)

2018年06月11日23:32

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この場合の誠意って、客観的な認定が難しいような。

のぞみ265号車内での刃傷沙汰について、東海が声明を発表したそうです。「許せない」というのは当然で、東海もまた被害者の立場であることは論を待たないのですが、被害者への“誠意”というのは、これは意外と規定が難しいような気もしますね。

何しろ突発的な犯罪行為の被害でかつ東海も被害者ですから、補償金のような金銭面でのケアは趣旨としては筋違いです。では、再発防止への努力をもって誠意とすればいいかというと、これもなかなか厳しい事情があるように思うのです。
それというのも、東海は今年の3月から「のぞみ」と「ひかり」の車掌の定数を3名から2名に減らしているのですね。

https://trafficnews.jp/post/62659/3

事件発生時の車掌の人数が2名であるのは、報道で明らかになっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011470831000.html

>今回、事件が起きた16両編成の列車では、車掌2人とパーサー2人の合わせて4人が乗務していました。

もちろん、犯人の行動は事前には察知しにくいものだったそうなので、車掌の人数が1人多いか否かでの影響は一概には論じにくいのですが、誠意ある対応ということになるとたかが1名、されど1名です。ちょっとお茶を濁している感は否めませんね。

「許せない」JR東海が巡回強化
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5150235

(以下引用)

 JR東海は11日、新幹線殺傷事件について「断じて許せない犯罪行為」などとして、犠牲者の冥福を祈り被害者に誠意を持って対応するとのコメントを発表した。10日には新幹線、在来線の車内や駅の巡回を強化し、不審者を見つけたら速やかに連絡するよう職員に通知しており、「安全の確保に引き続き取り組んでいく」としている。【黒尾透】
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