先日の土日、二松學舍大学で全国大学国語国文学会が開催されました。
1日目はシンポジウムで、テーマは「AI時代に大学、国語学・国文学は何をすべきか、何ができるのか」でした。
漱石アンドロイドも登場し、「夢十夜」を朗読していました。
漱石アンドロイド、ちゃんと動きます。先日、品川駅構内で見た馬のアンドロイドを思い出しました。(^_^)
基調講演のプロジェクター画面に2枚目の画像のようなページがありました。
ううむ。学部別に見た場合、文学部はAIによる代替可能性が高いのだそうです。どうなんでしょ?
AIのこと、具体的によく分かりません。狭い知見から考えるに、将棋や囲碁で人工知能がプロ棋士に勝ったとか、自動運転の自動車とか、病気の診断をするとか、人工知能が作った俳句や小説とか、そういったものが頭に浮かびます。
30年ほど前にパソコンが普及し始めた頃、パソコンが文系の研究にどう活用できるのかについては具体的なイメージがわきました。データを並べ替えたり、表の縦横の計算をしたり、テキストファイルから任意の文字列を検索したり、抽出したり、などなど、実際に自分でもPCの多大な恩恵に預かりました。
それに引き換え、AIが研究にどのように使えるのか、まだイメージが掴めません。
変体仮名を解読してくれたり、索引を作ってくれたり、筆跡鑑定をしてくれたり、自動翻訳をしてくれたり、例えばそういったことでしょうかね。
もっと勉強しなくては、と思います。
3枚目の画像は懇親会で並んでいたワインです。
仁と愛、良い名前です。(^_^) 白ワインと赤ワイン。
最近、学会の懇親会で、大学ブランドのお酒をちょくちょく見るようになりました。こういうのも宣伝になりますね。
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