無謀な行動は挑戦とは言わない…

■エベレストで死亡の栗城史多さん　「無謀を美談にしてはいけない」と批判の声も
(しらべぇ - 05月22日 15:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5121621

そうだよねぇ。
山登りを知る人から見てもそう見えたんだなぁ。
まぁ、山で無謀な計画を立てると“死”が待っているって事です。

“無謀な行動は挑戦とは言わない”のです。

登山家が、登ると為ったら「お前では無理だよ」と云う人間の言葉は聴こえないし聴きたくも無くなるのは普通の事の様に思います。
それは、ロクでも無い奴に恋をした人が「止めた方がいいよ」って言葉を聞き入れないのと同じなのですよ。

そんな状況でも、どう云う訳か“応援する連中”が救世主の様に現れ“良い人”を気取ります。
当人の結末が“悲惨な結果”を迎えても「あんな結果を迎えたけれど“頑張った”よね」なんて事を言うのです。

忠告をした人間は“酷い事を云う人”と烙印を捺され忌み嫌われる存在にされるのです。

冒険も恋愛も“幸せな結末”を迎えれれば良いとみんな願っています。
でも、現実はそうじゃない事は良く有る話。

それでも、命が有れば再び山にも登れます。
必要以上に傷付かず“新しい恋”も出来ます。

熱が上がれば“都合の悪い話は聴こえなく為ります”
でも、そんな声は当人が憎い訳でも羨ましい訳でも有りません。
“心配されているのだ”と、少しだけ冷静になる事が大事だと知って欲しいです。

人生に指命も宿命も有りません。
有ると思うのは、ソコに理由を押し付けて思考を止めたいだけなのです。