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2018年04月23日14:38

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尻目

暖かさが数日続いた後のチョイ寒げな今日の相模っ原ではございます

横浜散歩で自業自得の両足の痛みがほとんど消えたのを待ちかねてオダサガ商店街のBig-Aまでウィスキーを買いに行ってまいりました

前回から韮崎オリジナルウィスキー甲州の700㎖瓶とトリスクラシック1.8ℓを買っておりますが正直なトコは甲州の大型ボトルがあれば今やトリスは買いませぬな

長年呑みなれたトリスから甲州への浮気心ではなくて鞍替えでございますが他のスーパーでは見ない韮崎のウイスキー甲州の柔らかな味わいにはトリスも負けましょう

それはそれとして先月からは松本清張の読み返しを続けておりますが短編集には切れの良い作品が多かりしでございます

勉強家だった流行作家の松本清張ございますが一昨夜はギャオで市川雷蔵の代表作の一本「陸軍中野学校」を堪能致したアタシでありまする

1966年の大映映画と云うコトはアタシが花の高校生の頃の作品でございまするが十八番の眠狂四郎ではない雷蔵の寡黙な演技が素敵でございます

支那事変当時に中野に在ったスパイ養成学校の話でありますが政治的な懸案には切り込まず若き血潮の軍人達を描いておりました

加藤大介に村瀬幸子に小川真由美と云う懐かしい俳優陣にEHエリックまで顔を見せておりますが見るべきは市川雷蔵でございますな

細身の体に端正な顔立ちで低音気味にボソボソっと台詞を言い放つなんてトコはやっぱり雷蔵様でありました

市川雷蔵が何やら大衆演劇の林友廣に似ており故にトモヒロ様に因んで雷蔵様と名付けた一昨夜でもございます

それはそれとして陸軍中野学校は政治的な裏問題を避けておりましたが昨夜観た2011年のフランス映画「裏切りの戦場」は政治家に利用された兵士達の物語でございました

仏領だったニューカレドニアで起きた独立解放運動とフランス軍治安部隊の葛藤を描いておりましたがラストは気分悪くなるので観てられずに映像を中断したアタシであります

独立運動の解放軍との和解が成立した現地の前線を尻目に大統領選挙中の本国の現大統領と現首相の政治的駆け引きから突如としてゲリラ殲滅作戦が挙行される

結局は前線でフランス軍と解放軍の若い兵士たちが殺し合いをするだけで本国の政治屋達は無傷のままと云う物語にはやり切れなさが付き纏うだけでございました

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