第４１７０話　　トカゲのしっぽ切断マジック

どうも、ともんじょです。

何の因果か人によって違うんだろうと思うんだけど、
→のミクシイ内のゲームの広告。
かわいい女の子がズラリと並んだ感じのヤツ。
今日はこのゲームの原作者の書いた小説を読み終わったところです。
「桃色まちおこし」です。
すっかりすたれてしまった町の商店街。
起死回生のまちおこしに思いたったのが「AV（アダルトビデオ）制作」。
制作に当たっての担当者として白羽の矢が立った主人公。
しかし、この主人公には秘密がありました。
それは「エロアレルギー」エッチなビデオなんか見ると鼻血を吹きだし最終的には失神してしまう特異体質。当然「童貞」。
そんな彼が一体どうやってAVを作るのか？って話。
思っていたのと違う方向に話が進んでいきましたけど、いい意味で裏切られたってことにしておきます。
珍しくジャケ買いですよ。題名と裏表紙のあらすじで買ってみようと決意。
昨今、地方創成だなんだでまちおこしが注目されていますね。
ところがふたを開けばやっていることはどこの自治体も「観光産業振興」ですよ。
何か目玉になるようなものを作って、それに関連するビジネス風のモノを初めて、
当然の如く残念なデザインのマスコットを作ってSNSで拡散。
これでうまくいったところもあるけども、成功するところしないところがあってすべてがすべて成功するわけじゃない。
独自性って言えば観光としか思い浮かばない若干残念な自治体が多い中。
移住者を募って、それに合わせて生活支援政策を充実させて、企業誘致して雇用も生みだす。
北海道でもこれで少しずつ人口の増えている所があるんです、これはすごいって思います。
だから、この小説のAVでまちおこしっていうアイディアは突飛を通り超えているけども、
独自性を出すっていう点ではおもしろいかもしれないですね。
ただお話自体はまちおこしを始める前のAV業界での修業の話がメインで、まちおこしがどうなったのかまでいっていません。
続編でも書くつもりなのかな？ちょっと笑えるけど、ボク個人としてはまちおこし部分を描いて欲しかったです。