4月3日(火)
野暮用で市役所に行く。
市民のために役立つ所と大きな紙が貼ってある。
きっとそうだろう、イヤな思いをしたことがない。
なだらかな坂道、緩やかな曲がり道。
遠い向こうから黒塗りの高級車が降りてくる。
バックに流れるのは格調高いクラシック。
横切る寸前、悲鳴が聴こえる。
などと妄想。
4/3
4月-2 追跡者
1948年 松竹 64分。
脚本 中山隆三
監督 川島雄三
出演 佐野周二 幾野道子 殿山泰司 山本禮次郎。
【あらすじ】
銀行襲撃の犯人組3人がほとぼりが冷めた頃、奪った金を山分けする為に湖畔のホテルに集まる。
一人は女連れ、一人は刑務所で知り合った若い男連れ。
金の山分けは上手く行ったのだが…。
初見。
最初のシーンは外だが、それ以外はほとんどホテル室内の密室劇。
仲間通しの腹の探り合い、若い男は一体何者なのか?サスペンスが高鳴る。
凡そ70年前の作品。
その頃、拘置所ではタバコが吸えたんだね。
そして、ダンスを踊ったりバーが出て来たり洋服以外風俗は今と変わってない様に見える。
「しとやかな獣」の様な才気煥発な面は見られないが、時折見せる被写体へのドリーアップが効果的。
短編だけれど面白かった。
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