あざといと判っていても、あざといおねえさんは好きですね。

あざとさに溺れたい。それが男。とか日記メモ帳にちまちま書いてて、出勤したら若い子が急に「アタシもあざとくなろうかなぁ」と急に言い出して偶然にしても驚いた。勿論私にではない模様。


ゲームがした過ぎて映画を観るのも飽きてきた感じがある。ので、どんな作品でも「このシーンが最高だった」ってのを見付けるように心がけてみたり。いや、結構前からそうしようと思っているのだけど、忘れてる。最高のシーンは、監督が「こう魅せたかったんだな！」ってのでもいいし、私が個人的に引っかかったやつでもいい。白黒映画の「ヘッドライト」なんかは退屈な映画だったけど、ラスト直前の車内の揺れで鬱々とした不安を表現してるのが凄く良くて、それだけで自分の中で評価が高くなった。


「ブルージャスミン」
　自分に価値があると思っていた人の話と言うか、うーん、時系列ごっちゃ。妹ええ人やなぁ、男の趣味は悪いけど。主人公も悪いけど。安っぽいカフェで子供二人に語るシーンが良い、幸せだけどその不安から失敗の吐露と、それを取り繕って。眼が座ってる演技が素晴らしい。惨めだけど、後味は妙に悪くない。むしろ自業自得っぽい部分もあるからか。

「偽りなき者」
　幼女版それでもぼくはやってない的な。男前だけど甲斐性無しなのか、モテなさそうでモテる男なのか微妙な感じの主人公は親友の娘を送るにもわざわざ確認を取っているし、迂闊ではないどころかむしろ"そういう事"があるのを解っていて回避や対策をしている、故に幼女の発言に繋がる。別に誰も悪くない話、かと思ったけどコレ誘導尋問じゃん。更に鵜呑みはないだろう…。修正の機会はいくつか有ったのに、やるせないとかじゃないのがキツい。
　で、周囲の目はエスカレートしていく。当事者でもない者達が、たった一人の当事者である主人公を精神的にも肉体的にも責め立てる。そんな中でも何とか一筋の光が…。長年の信頼関係というのはあるよなぁ。ただし、これだけの胸糞展開してるもんで、終わりまで安心はしなかった。このラストは、実際ではなくこの映画自体の暗喩ぽいな。ただ立っているだけでそんな被害に見舞われることがあると、誰が放ったものかも判らないそれに。
　…親友が娘に話しかけるシーンで「(主人公じゃない)パパだよ」と言ったシーンで「え、まさか行為自体は事実で、人が違うつーかお前が犯人かよ？！」と一瞬勘違いしそうにはなった。久々にヘヴィな映画でした。でもまぁ酷い目にあった幼女はいないんだね良かった、という部分もある。

「アーティスト」
　あんまり観れてない。白黒の無声映画はハードル高い。しかも、外国人なのでニュアンスも掴みづらい。何をやっているのかよく判らない。何となく映像は雰囲気あるし、音楽も心地よいのだけど。寝てしまったので最高のシーンも何も見つけられず…。

「インセプション」
　夢の中に潜り、記憶を触る仕事のディカプリオ。映像綺麗でCG凄いし、舞台が移り変わりまくっててめっちゃ金かかってそう。設定も引き込まれるやつ。仲間もカッコイイ。んだけど、雪景色が出て来てからのグダグダ感が残念過ぎる。いや何故かこの雪のとこだけ不自然にクソつまらないし、その中でディカプリオも大失態。
　夢の中で落ちる体験をすると目覚めるとか、雨が降ってるのは夢の主が飲み過ぎてトイレ行きたいからだとか、そういう生理的なネタも織り込んであるのがリアリティと面白さ。最後は5億年ボタンじゃないけどそんな感じもあるけど、綺麗に終わって良かった。CM無しで二時間半とかなり長いけど全体的によく出来てる。雪んとこ以外。

ゲームやりたいと言いつつ、割と今週は映画ちゃんと観れてるや。


switchメモ
進行中
　ゼノブレ2、スプラ2
積んでるやつ
　ベヨ1、2、botwのDLC、シノビリフレ(笑)
年内予定
　スプラ2タコ、スマブラ、オクトパストラベラー、大神、ノーモアヒーローズ、UNDERTALE

ソシャゲとかネトゲやってなくて良かったけど、無理やろ…。