顔に絆創膏、派手なトランクス…男子がカッコイイと思っていたこと
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=4977787思春期っていうのは、誰でも何かと「影響を受けやすい」時代でしてね。
�｜羈悗里箸�、美術の時間では他を圧倒する男がいました。
デッサンでも、デザインでも、クラスをドミネイトしていました。
人物画を描かせたら、ドラクロワかと思わせるほどの才能。
ところがコイツ、身体能力が他を圧して鈍く、体育が全くできません。
５０ｍ走はいつもダントツにビリ、プールでは浮くこともできず、
ハードルなんか最初から転ぶ。
不思議なことに周囲は「アイツなら仕方がない」と見ていました。
体育ができないことすら、何か「かっこいい」とさえ思えたのです。
��高校時代、数学で他を圧倒する男がいました。
ところが国語、英語は全くのアホ。
この時も、みんなは「アイツなら仕方がない」と思っていました。
逆に、満足な文章も書けないのが「かっこいい」と思えたのです。
理数が全くのアホである僕は、彼にときどき教えてもらいました。
しかしその説明がまたチンプンカンプン。
ますます彼に対する尊敬の念が強くなりました。
当時はまだそんな学術用語はなかったですけど、
体育音痴の男も、国語英語がアホな男も、アスペルガーだったんでしょうね。
数学の天才を発揮した男は、神戸大学で理論物理の教授になりました。
そんな経験があったから、
僕は教師になっても「オタク」の生徒を可愛がりました。
特定の分野における彼らの知見の広さ深さは、尊敬に値するじゃありませんか。
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