第二次世界大戦後、ソ連や中国共産党に捕まった日本軍将兵は、中国とソ連の共産党により徹底的に洗脳されたそうで、共産主義への洗脳について調べてみた。
終戦時、中国共産党は多くの日本軍人を戦争犯罪者として逮捕し、軍事法廷で裁いた。収容所は2ｹ所あり、山西省の太原戦犯管理所に140名収容され、太原戦犯管理所には戦争終結後、中国国民党軍に加わり中国共産党軍と戦った者もいた。遼寧省の撫順戦犯管理所（ぶじゅんせんぱんかんりしょ）には、1949年の中華人民共和国建国翌年の1950年7月、「中ソ友好条約」の締結時、ソ連のスターリンによりハバロフスク捕虜収容所に監禁されていた969名の日本人捕虜が移管されて収容され、洗脳が始まった。
戦犯の処置は、中華人民共和国の重要な国家政策として、首相に相当する国務院総理（建国当初は政務院総理と称した）に就任した周恩来が直接指揮をとり、管理は司法部ではなく公安部が担当。公安部長の羅瑞卿は、延安で多数の日本兵捕虜を洗脳し、反戦兵士にして日本軍の正面に送り出してきた捕虜政策のエキスパートだった。中国共産党が設置した戦犯管理所は、シベリア抑留時代と異なり、栄養豊富な食事、病人や怪我人への手厚い看護、衛生的・文化的生活が戦犯容疑者たちに保障されたが、収容所に勤務する中国人職員やその親、子供、兄弟は貧乏で食べる物が無く死亡者が出る状況で、管理所では中国人の不満がたまり、中国全土で抗議が起きたほどであった。そのような状況下で、なぜ日本人捕虜は優遇され、白米を始め日本食を与えられたのか？
周恩来は「日本が再び侵略をしないように・・・・この措置は何十年か後に分かる筈だ」と自国民を説得したそうだが、洗脳した日本人捕虜を日本国内に戻して日本を弱体化させるという重大な目的があったので、自国民の中国人の命を犠牲にしても実行したのである！実際に、1956年6月と7月に瀋陽と太原で開かれた「最高人民法院特別軍事法廷」で、日本人捕虜45名のみが起訴され、他の1000人以上は無罪で即日釈放された。
日本人捕虜に取り調べが開始され、戦争での自分たちの行為を反省し、罪を自主的に告白する「認罪運動」が長期間に渡って課された。「坦白（タンバイ 中国語で罪を正直に白状するの意味）する者には軽く、逆らい拒む者は軽微な罪行でも思想を改造できなければ重く」処罰、罪は重くても完全に共産主義思想になったものは許すという取り調べの方針が告知され、そのスローガンは所内の至る所に掲示された。これをきっかけに「認罪運動」が始まったのであり、認罪学習は徹底して行われた。
ハルピンの尉官級以上の日本人捕虜たちも「学習」が続けられ、「総括書」を書かされた。総括書を書くのは、学習して得た共産主義の認識に基づき、過去の自分を自己批判しろということで、皆でしつこく何回も何回も犯罪行為を確認し、自己批判、相互批判が繰り返された。「学習」と言う名の罪の自白とつるしあげ合戦である。「なんだ、それぐらい、俺なんかもっと凄いもんね」「お前、それぐらいじゃ足りんだろう」などとエスカレートしていった。
取調官（ストレートに工作員と呼ばれたらしい）は、一人一人何年もかけて集めた証言、告発書をもとに尋問した。罪状は最初から決まっており、「自白すれば軽く、拒めば重く」と言われれば、工作員の言うままに合わせるしかなく、毎日呼びだされ、尋問を受けた。総括書は出す度に点検され、ここが違うとかこう書けとか注文された。相手の予定調書と違ったことを自白すればそれは自分が嘘や間違いを言っていることになった。こういう状況下で、日本人捕虜は、日本語にない罪行や中国共産党側のでっち上げや過剰な言い分まで認めざるを得ず、とにかく一日でも早く日本に帰りたいということしか頭になかったのである。
また、中国共産党側は余計な自白を歓迎した。本人の罪状だけでなく、伝聞した日本軍の罪状まで採集した。捕虜たちは、総括書の文章が上手い者はほめられ、他の捕虜の文章指導や代筆までやり、中国の意に添う悪鬼そのものの日本軍の姿を作成して行った。
撫順に収監された下士官・兵などは、特に戦争犯罪など起こしていない人ばかりだったのに、犯罪理由もなく6年も監禁され、自ら戦争犯罪人を認める自白をし、不起訴になったら中国共産党の温情に感謝して、中国人看守達と抱きあって泣いたりした。このように、戦後、多くの日本軍将兵が撫順戦犯管理所に収容され、中国共産党によって洗脳された。
撫順戦犯管理所に収容された日本軍将兵たちの6年間は、「坦白大会」などの「認罪運動」による洗脳教育を受け、自白を強要され、嘘でも暴行や虐殺を認めなければ、刑務所から出ることができなかったからである。
中国共産党が、共産主義思想に転向してこそ、初めて過去の旧思想時代の犯罪を自供できると主張したのは、「思想改造」と「認罪」の同時工作であり、中国共産党が反革命分子に行使した方法と同じであるとのこと。何年も洗脳され続けた後、やっと釈放された無実の元日本軍将兵たちは、彼らの殆どが日本に帰っても洗脳が解けないまま、余生を送った。洗脳とは実に恐ろしいものである！
1957年、中国共産党により「罪」を許され帰国した捕虜たちの一部は、「中国帰還者連絡会」略称「中帰連」を創立し、中国の意に添う「反戦平和運動」、「日中友好運動」を展開した。特に、自らが戦争ないし戦地で行ってきたことを証言することで、戦争の愚かさを明らかにすることを目的とし、派手な反日活動を展開することになった。1966年、日中友好協会が分裂したことを機に、中国帰還者連絡会も分裂し、運動は低迷したが、1986年には統一大会を開催し、中国帰還者連絡会は再度統一した。
捕虜の日本軍将兵を、長年かけて徹底的に洗脳したのは、ソ連共産党も同じであり、むしろ、中国共産党はソ連共産党の洗脳工作に倣って同じことをしたので、大元はソ連なのだそうだ。
第二次世界大戦後から４年以上経った1949年12月25日 から12月30日にかけて、ソ連のハバロフスクの士官会館で6日間行われた旧日本軍に対する軍事裁判をハバロフスク裁判と言う。ハバロフスク裁判では、日本の対ソ攻撃、 731部隊などが裁かれた。証言した日本軍将兵たちは、全員が４年以上の長きに渡ってソ連共産党によって洗脳されていたので、この洗脳済み日本軍将兵たちの証言は真実ではないと見なす人が多いのだろう。
ハバロフスク裁判の後も、ソ連に捕まった日本軍将兵たちは長年に渡り生きるか死ぬかの奴隷の扱いを受け続け、日本人捕虜への虐待が行われた。
デタラメ極まるハバロフスク裁判
1956年8月29日開催の海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会第18号で、中曽根康弘元首相のブレーンとして著名な瀬島龍三氏は、ソ連が戦犯裁判と称して行ったハバロフスク裁判が、いかにデタラメ極まるものであったかについて証言したとのこと。
一例として「ある上等兵は、ハルピン特務機関で当番兵をしていたとの理由で、私と同じ日に、同じ軍法会議において、25年の刑を受けた」と証言している。「このままでは、全員、死んでしまう」とソ連収容所当局の捕虜虐待で追いつめられた日本人たちが、冷酷無慈悲なソ連収容所当局に絶食して抗議を行ったのがハバロフスク事件である。ハバロフスク事件のリーダーであった石田三郎氏は1956年12月26日、舞鶴に上陸し、帰国した。事件に関係した日本人捕虜たちは、石田氏が国会で証言し、この事件の実態を正確に日本国民に知らせて欲しいと熱望したが、社会党の強い反対で実現しなかったそうだ。石田三郎氏はハバロフスク事件について、真実を伝えるために資料を中心に「無抵抗の抵抗 −ハバロフスク事件の真相−」（日刊労働通信社1958年発行）を執筆した。
米国の国立公文書館は2007年1月18日、731部隊（関東軍防疫給水部）が満州で行った細菌戦研究などに関する米情報機関の対日機密文書10万ページ分を公開した。この時、石井四郎中将を始めとする731部隊関係者の個別尋問記録や、石井中将が細菌戦研究の成果を1947年6月ごろ執筆し、米軍に引き渡したことを裏付ける最高機密文書も明らかになった。しかし、731部隊は細菌戦研究はしていたものの、違法な細菌戦や生体実験を行った証拠は全くなかったので、戦争犯罪と言えることは存在しなかったのである。文書内容の大半は731部隊など細菌戦研究に関する内容だった。ナチス・ドイツと日本の「戦争犯罪」を調査するため、クリントン政権当時の1999年に構成された記録作業部会（ＩＷＧ）は、「慰安婦問題」などの悪事を裏付ける文書も探したが、これも証拠は見つからなかった。奉天（瀋陽）の収容施設で、連合軍の捕虜に細菌実験が行われなかったかを調べたり、日本からの風船爆弾が細菌戦に使われないかを調べたりしたが、「当面は細菌戦を想定していない」と結論づけた文書も公開された。
米国立公文書館が公開した10万ページの資料で判ったことは、731部隊（関東軍防疫給水部）は細菌戦研究はしていたものの、戦争犯罪となるような細菌戦や生体実験を行った証拠は全くなかったということだ。従って「731部隊の生体実験」は、洗脳済の「中帰連」の坦白（タンバイ）であり、左翼小説作家の森村誠一が共産党機関紙赤旗新聞の記者で共産党員の下里正樹と共同取材を行って赤旗新聞に連載した「悪魔の飽食」は、プロパガンダ小説である。
731部隊が人体実験をしたという資料は一つもなく、南京大虐殺をでっち上げた東京裁判でも審理すらされず、ハバロフスク裁判では審理されたが、ソ連に抑留・拘禁された捕虜（洗脳された証人）の証言は、「人を凍結して復活させる実験とか、心臓を交換する実験」など、誰も信じない荒唐無稽な内容であり、反日左翼学者でさえ取り上げていない。1980年代になって、「中帰連」の湯浅謙や森村誠一らが、史実のように宣伝したということだ。
以下は余命三年時事日記の記事から、抜粋及び引用させていただく↓
1842 2017/8/13アラカルト��
NHKスペシャル 「731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜」 2017年8月13日
この期に及んでまでやるのがNHK。見たくもなかったのだけれども、主人が「あんたは番組が自分の説に都合の悪い事をいう時にはすぐにテレビを消す」と言って最後まで番組を流し続けるという嫌がらせを挙行。未だ覚醒されていないご主人の名前まで載せてくださいとコメントされる健気な奥様もおられるのに、今にぎゃふんと言わせてやるからなとしか思えない私は悪い妻なのだろう。
1949年のハバロフスク裁判で証言されたという録音記録の、はっきりと鮮明すぎることや、この人物が8月9日にソ連軍が満州侵攻に撤退する際に、証拠隠滅のために施設を徹底的に破壊して、人体実験の死体を中庭に集めて全てガソリンで焼き尽くして骨を拾って隠してから逃げたという驚くべき証言をされた元少年部隊所属という三角武さんよ、よくそんな暇ありましたね。破壊し尽したという731部隊の施設は健在で、実際に現地へ行って撮ってきたというカラー画像が多数存在してますが？それに、彼の証言は全てネットで拾えるものばかり。自分の経験ならば独自の証言の一つ二つも言えるのでは？と突っ込みドコロ満載でした。この人いくら貰ったんだろう、としか思えなかった私はきっと悪い女なのだろう。（引用ここまで）
森村誠一は日本人を貶めるために、「悪魔の飽食」という小説を書いたが、フィクションであるにもかかわらず、中国共産党政府はこれを実話としてプロパガンダに利用し、日本の731部隊が、戦中に猛毒のガスや細菌を使って中国人に残酷な人体実験をやっていた、という作り話の根拠にうまく使われたとのこと。 反日感情を植えつけるため、「悪魔の飽食」演奏会を中国全土にわたって催し、自称日本人団体（本当に日本人かは不明）の作・演出によるオペラを巡業させ、森村誠一なども演奏会に出席して拍手喝さいを浴びたそうだ。
実際に、今でも日本全土を「悪魔の飽食」オペラは巡回してまわっており、2017年7月2日に、合唱組曲「悪魔の飽食」愛知公演が名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館フォレストホールで開かれ、２０００人の観客が来たらしい。旧日本軍731部隊による生体実験など戦争加害の実態を描いた作家・森村誠一の「ノンフィクション」を題材にした混声合唱組曲「悪魔の飽食」の全国縦断コンサートとされているが、作り話をノンフィクションと宣伝しているのは呆れる。歴史的証拠がないのに、ノンフィクションとは、慰安婦を性奴隷というのと同じ捏造と言える。これらの公演は、日本人・中国人双方に「日本はこれだけアジアの人々に対して残酷で罪深いことをやっていた」と洗脳することが目的である。
中国共産党は、日本の「遺棄化学兵器」問題を賠償へと結びつけ、まんまと60兆円以上にも及ぶ金を引き出させた事実がある。 この遺棄化学兵器は、実は戦後の日本が戦後に武器を引き渡さなければいけないという条約のために、相手方に渡しただけのものだが、その後、中国共産党政府が武器をそのまま放置し、さらに「猛毒だ」などというおまけまでつけて日本から金を引き出す為の口実に使われるようになったとのこと。 ころがその賠償金は、中国共産党内部で武器の処理に使われず、不正に流用されていることが発覚し、麻生政権の際にいったん凍結されましたが、当時の民主党がまたこれを復活させたといういわくつきのものとのこと。
ちなみに、森村誠一は、ハッカー集団アノニマスが暴いた北朝鮮工作会員「我らが民族同志」名簿の中に、morimuraseiiti（森村誠一か？）という名前があるので、北朝鮮工作員の可能性が高いと言えるのではないか。
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