さよなら２０１７

昨日は家内の要望で彼女がかつてお世話になっていた華道の師匠のお宅に家族総出でご機嫌伺いの挨拶に赴いた。家内は先生にお会いするのも数年ぶりということであり、お互い息災を確認できてなによりであった。先生と次女とは初対面でありいろいろと歓談できて楽しかった。菓子折りを持参していったもののその倍近くおみやげを頂戴してしまった。
いただいたうちの大福もちを帰路に寄った自然公園で家族で食べた。おいしかった。
公園高台から臨んだ西の夕景と東の空。

　

大晦日の今日は朝から曇天もようなので昨日のうちに晴天を拝めてよかった。
さて本日が大晦日でありいよいよ今年も終わりである。
今年は大きな事件事故がなくて安堵した。昨年は家内父方祖母を亡くし一昨年は我が父を亡くした。弔事のなかった今年は久々に賀状を投函したところ二軒あて先不明で葉書が戻ってきてしまった。

うち一軒は転居案内をもらっておりうっかりしたがもう一軒の高校時代の友人は案内を得ておらずはてどうしたことかと昨晩電話連絡したところ喪中続きの僕には転居案内を送りそびれていたらしく転居していたとのことであった。同じ市内でありそこは信州長野なので友人はもう横浜に戻るつもりはないようだ。長野がいいところなのであろう。

家内が来年の手帳に予定を記載しないとと慌てていた。僕ときたら年明けの予定などは通いのメンタルと歯医者くらいのものであとはなんにもないのであり家内に忙しいの？と訊くとううん子どもたちの予定ばかりよと返された。予防接種やら長女の療育やらである。
私たちのこれからの予定はみな子どもたちのことばかりよパパと言われてしまった。
ははは。そうなんだね。未来はチビたちの手に。良いことです。

それにしても僕の今後の予定ときたらあとは車の一年点検くらいのもので本当になにもない。僕はそのことに満足している。ヒマこそ人生最高の悦楽だと考える由である。
かつて会社員時代会社の内外に手帳のスケジュールをびっしり書き込んで自慢げのご満悦な人達が何人もいた。
まったくかような事態に価値を見いだせない僕にとってはそれがどうしたと言いたいところであったが言うとカドが立つので黙した。

いまでも思う。忙しいのは自慢にならないし忙しいのを自慢するのは心の貧困である。
なので僕は家事炊事育児以外はたいがいヒマである。いいでしょ、ヒマ人。

今日は日中チビたちと散歩に行ったら早めに入浴して夕飯におそばと天ぷらとカニ少々を食べてあとは紅白の鑑賞だ。今年も僕の目玉はパヒュームのお嬢さんお三方だ。ハイヒールでよくあんなに激しく踊れるなあと今年の暮れも感動するのである。
あとはSISHAMO。女の子のスリーピースバンドと聞いている。少年ナイフと比較したいところである。天ぷらは既に朝のうちに揚げてしまった。



なんでも民放他局では朝青龍とボブサップのヤンキー同士が小競り合いをするらしい。
観たい気もするがチビたちに暴力シーンは見せられないのでご法度だ。我が家は穏健に。
では今年最後の一曲を。



今年もチビたちふたりが我が家の太陽でありました。
今年最後に観たドラマはＮＨＫドラマ１０の「マチ工場のオンナ」であり主演の内山理名ちゃんが好演であった。乾坤一擲誠意をつくす大切さを描いた佳作でありました。



理名ちゃんもいいオンナになったよなあ。では皆さん、来年も良いお年をお過ごしください。