「家族は互いの応援団」
http://9001.teacup.com/sfk/bbs/18347 (写真入り記事)
「家族とは 私の身近な 応援団」これは、家族に関する川柳ですが、家族が応援団になってくれている人は幸いですね。
ドイツ語作家のフランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883-1924)は、「結婚はしてもしなくても後悔する。」という言葉を残しました。
おそらく、結婚した人は、一度は後悔するかも知れません。結婚は、愛の無い、本当の自分の姿を見せてくれる人間関係だからです。
ラインハルト・ニーバーの祈りに、『変えられるものは変える勇気を 変えられぬものは受け入れる謙虚さを そして、それを見分ける知恵を授けたまえ』というものがあります。
過去と人は変えられないものです。しかし、自分の心は変えることができます。もちろん簡単なことではありませんが、もし自分を変えることができるなら、過去や人も変わる事もあり得ます。過去の傷は宝に変えられ、人もこちらが変わることで、変わることがあります。
私は、20年前に韓国人の妻と国際結婚をしました。外国人との付き合いは、ある一定の距離があれば楽しいものです。しかし、結婚をしてわかったのは、日本と韓国は、「似て非なる国」ということです。
日本人の価値観を持ったまま、韓国人を受け入れることは不可能だと感じました。その時、神様からの導きがあり、「日本人としての価値観や、自分の価値観を外して、相手をそのまま受け入れる」ということを決断しました。
私の世界が変わり、その時から、夫婦が親密な関係を築くことができるようになり、家族が応援団になり、幸福な家庭が築き上げられました。
イエス・キリストの生き方は、神であられるのに、神のあり方を捨てて、人間の姿となってこの地上に来られ、人類の救いの道を開いて下さいました。
キリストと自分を比べることはおこがましいことですが、ここに夫婦が愛し合う秘訣がありました。
国際結婚には大きな傷みがありましたし、自分に死ぬ経験をしましたが、それが家庭を生かし、相手を生かし、しいては、自分をも生かすことになりました。
今日、妻や子供たちという家族という応援団に感謝しています。その応援団に支えられて毎日牧師の務めをさせて頂いています。
新宿福興教会に集う教会員のみなさんという応援団に感謝しています。この応援団に支えられて教会の働きを続けてくることができました。
私たちには、世界中の20億人以上のクリスチャンという神の家族が与えられていることを忘れてはいけません。
究極的には、全人類は、同じアダムとエバの子孫ですから、世界中が私たちの家族です。70億の応援団がいますし、70億の応援する人が与えられています。
毎日、インターネットを通して出会うみなさんというネット家族に支えられています。心から感謝しています。
家族という応援団に支えられて、2017年も生きてくることができました。ここまで来られたのはすべて神の恵みです。神が下さった応援団に感謝をし、新しく来る2018年に向けて、共に応援し合いながら前進させて頂きたいですね。
ステキな一日でありますように。
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