竹下亘総務会長を山に捨てよ(駄犬メモ)

■「宮中晩餐会の同性パートナー出席、反対」自民・竹下氏
(朝日新聞デジタル - 11月23日 16:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4872487

宮中晩餐会は何のために行うのか？その答えは国賓をもてなし、他国との友好を深めることである。だが、『日本の伝統』なるもののために、国賓の同性パートナーを招かないとなれば、その友好に亀裂が生まれる。宮中晩餐会を開くことがむしろ国家間の友好を損ねるという真逆の結果を生むことになるわけだ。

かくのごとき目的を見失った自民党の竹下亘総務会長の阿呆っぷりには呆れてしまう。そもそもこのような思考は皇室の権威を貶めるものだ。天皇様や皇后様が国民のためにどれだけ公務に励んでおられるか、知らぬわけでもあるまい。その大御心がどうして同性パートナーの方が宮中晩餐会に出席した程度のことで揺らぐというのか。実に不敬である。

また皇室を敬う立場のものであれば、他国において皇室に相当する地位に在る方々の権威とその在りようをも、外交儀礼上、尊重するのも当然ではないか。それができずにどうして外交ができようか。

『日本の伝統』などという全くもって根拠も実体もないもののために他国との友好関係を損ね、かつ皇室の権威をも損ね、くわえて他国の国賓の権威をも貶める。こういう愚か者は宮中晩餐会どころか、表にすら出すべきではない。姥捨て山にポイするべき人物である。老人を山に捨てる、これも竹下氏のお好きな『日本の伝統』であろう？

おわり

『日本の伝統』という言葉が出てきたら疑ってかかった方が良いよ。
実は百数十年くらいしか歴史がないというパターンが多いから注意ね。