mixiユーザー(id:78391)

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2017年10月27日20:28

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　【質問】　掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」について教えてください．（下書き）

　【質問　kérdés】
　掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」について教えてください．

　【回答　válasz】
　掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」は，プロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」)の1番艦．
　プロジェクト12700掃海艦は，中央海洋設計局『アルマーズ』の設計．
　海軍基地海域での機雷掃討のために計画された．
　船体はロシア海軍初の，真空注入方式によるガラス繊維強化プラスチックの一体形成であり，ガラス繊維強化プラスチック船体の艦艇としては世界最大．
　全長61.75メートル，幅10.8メートル，排水量720トン，速力16.5ノット，乗組員44名．
　各種掃海具と自動無人潜水装置を搭載．
　また，機雷へ対処する為の追加手段として，フランス製の無人艇「インスペクトル Mk2」が搭載可能．

　2011年9月22日，サンクトペテルブルクの中部ネヴァ川造船工場にて起工．
　大祖国戦争（第二次大戦）中に138回の海上戦闘へ参加した赤旗バルト艦隊の主要基地の第2装甲水域防衛警備艦大隊指揮官で，ソヴィエト連邦英雄のアレクサンドル・アファナシェヴィチ・オブホフ大尉に因んで「アレクサンドル・オブホフ」と命名された．

　2014年6月27日進水．

　進水後に艤装工事が行なわれ，2015年2月から係留試験開始．

　2015年7月26日の「ロシア海軍の日」には，他の新型艦と共にバルチースクの観艦式へ参加．

　2015年12月25日，工場航行試験開始．

　2016年7月26日，サンクトペテルブルク入港．
　同年7月31日の「ロシア海軍の日」には，サンクトペテルブルクの記念行事へ参加．
　同年8月1日，サンクトペテルブルク出港．

　同年9月22日，最終洋上試験となる国家受領試験開始．
　同年11月末までに，同試験完了．

　同年12月9日に聖アンドレイ旗掲揚式典，即ちロシア海軍への就役式典が開催された．
　同時に造船工場からロシア海軍への納入証書への署名も行なわれた模様．
　バルト艦隊へ編入された．