呆け者の挽かれ歌♪ ☆

「窓さきの 暗くなりたるきさらぎの

強降雨を見て なまけをり」


「雨を好むこゝろは
確に無爲むゐを愛するこゝろである。

爲事の上に心の上に、
何か企てのある時は
多く雨を忌んで晴を喜ぶ。

すべての企てに疲れたやうな心には
まつたく雨がなつかしい。

一つ／＼降つて來るのを仰いでゐると、
いつか心はおだやかに凪いでゆく。

怠けてゐるにも安心して
怠けてゐられるのをおもふ。」

(若山牧水)

雨を語るに飽きを感じ始めた昨今、
心踊らせる面白さを探していたら
牧水のこんな１節を見つけた

「安心して怠けられる」

１分 １秒を、
大切にする日常に生きるからこそ
怠惰を貪る事が贅沢な時間に思えてくる

誰を想っているとか？

誰かと話をしたい

等と云う気持ちは、
苛立ちやストレスを作るばかりで
あまり精神衛生上 宜しくない

だから無機質な美に酔うのだろう
リアクションに乏しいのは、
その性質上仕方がないけれど
悶々とするよりは、
未だ少しマシな気がする

大多数の人々とは、
生活の時間帯が真逆だから
ポピュラーな楽しみ方には無理がある

だから、
自分なりの楽しみ方を模索して
前向きに生きてゆける事を願っている

発想を変えれば、
自分の気持ちも 周りの景色も
激変する事を今までの体験から
僕は嫌というほど学んできた

だから、
諦めてはイケナイのだと思う

「与えられた環境の中で、
クサらずに楽しんで生きる」

言葉にすれば、
コレだけの事だけれど・・・
現実には厳しい問題が沢山ある
それでも最大限の努力をして
頑張りたいと思った

昨日の富士街道はメチャ混みだった
通りに面した区庁舎に、
期日前投票の為に出入りする車両が
洪水のように押し寄せていた

今日は大嵐がマトモにやってくるからだ
今夜の仕事は、
頭からつま先までずぶ濡れだろう
それでも心が晴れやかなのは
とても嬉しいことだと思う

月曜の代休日は、
これといった用事もないので
好きなナンバーでも弾いて過ごしたい☆

皆様も台風にへこたれず、
極上の日曜日をお過ごしください♪