夏休みを満喫しています。
今年の夏は、お休みをつなげて10連休です。
10日の仕事を終えた後、さっそく新幹線に乗って
奈良に帰ってきて、11日は奈良めぐりを楽しみました。
まず、薬師寺へ。
食堂(じきどう)が再建され、特別公開をやっていました。
僕は本尊をお参りできれば十分なので、パスしましたが、
入口に自動ドアを備えた近代的な建物でした(笑)
金堂の薬師三尊像はふくよかで温かみがあります。
現在修復中の東塔は平成32年には工事が完了するそうで、
その日が待ち遠しいです。
続いて、唐招提寺へ。
唐招提寺の金堂は本当に絵になります。
金堂もさることながら、講堂も立派です。
ともに奈良時代の建築で、国宝に指定されていますが、
金堂はエンタシス柱を使った唐風の先進的な雰囲気で、
講堂は国風というか、伝統的な雰囲気がします。
立原正秋は『春の鐘』の中で、
「あの日見た講堂はどこまでも美しかった」と絶賛しています。
その後、大和西大寺の駅に戻って、佐紀・佐保路を
海龍王寺・不退寺などをのぞきつつ、多聞城跡(若草中学校)に
寄り道しながら、東大寺・興福寺の境内を散歩しました。
夕方に友人と合流し、腹ごしらえをして(居酒屋を1時間半で
追い出された)から、燈花会を見て回りました。
たくさんの燈火に照らし出された奈良の様子は、
日中の様子からは想像できないほど幻想的でした。
(写真左)猿沢池と南円堂
(写真中)興福寺東金堂
(写真右)春日野園地から大仏殿を遠望
ログインしてコメントを確認・投稿する