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2017年07月29日21:51

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線路の幅が広く、カーブの半径が大きい中国高速鉄道は高速で走行できる」と主張。

Renfe(スペイン鉄道)に列車を納入しているTalgo社にも同じこと言えるか?
スペイン国鉄は基本広軌(1668mm)やど?(AVE(高速列車)とFEVE(狭軌線)は除く)
だが、AVEは標準軌にも関わらずS-102/Talgo350で営業速度320kmをマークしている。

試験速度でいうなら、標準軌であるSNCF(フランス国鉄)がTGV POSで2007年に(新しく敷設したばかりの高速新線の軌道と架線を破壊しながら)574.8kmという鉄輪の高速列車レコード(リニアとロケットスレッドは別物)を持ち、CRH380BLの試験走行487.3kmのには遠く及ばない。

ついでに言うなら、山やカーブの多い日本と同じような条件であるイタリアのペンドリーノ(高速新線)も1988年にETR450で試験走行で300km出しているんだ。(営業速度は250km)
そして後釜のETR500が試験走行で360kmを出している。それでもイタリア・ユーロスターでは営業速度300km。

中国にそんな芸当ができますか?
政府が土地を上知令で召し上げ、直線一気で敷設できる中国と違い、海外はそんなことはできない。
なにより、インドネシアの高速鉄道計画ではそれができずに工事を投げだした「前科」がある。

線路の幅が広ければ安定性は高まるかもしれないが、車体の肥大化による空気抵抗や重量増などもある。そうなれば、関連してカーブ進入時の遠心力や乗り心地なども変わってくる。
すべてのトータルバランスを以て、世界規格を語ることができるものだ。
コピーすることならどこの国にでもすることはできる。
コピーを発展させることもできる。だが、コピーの発展形はいずれ限界が来る。

最終的その根底にあるものは基礎技術であり、そういう基礎技術すら学べていない国には永遠に進歩はない。
「世界初の高速列車追突事故」を起こし、ろくに調査をせずに埋める暴挙に出た中国政府。
とある人の名言を改変して借りれば、
「たった一つの事故は悲劇だが、100万の死は統計に過ぎない」
ということか。

世の中にはデッドコピーを作って、「421.4km出した!イタリアを抜いたニダ!」とフェイクニュースでホルホルする国もあるけどな。
「養生テープがすべてを解決する。列車が止まらなければ問題も存在しないのだ。」
という素晴しい国だからケンチャナヨか。
そーいや、「世界初の高速列車正面衝突事故」はこの国だったな。

短期間で頭角を現した中国高速鉄道は「世界標準になるぞ」=中国報道
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=4691618
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