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2017年10月02日23:40

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二年目の東北【前半】

初日。
出発当日は平日、つまり高速休日割引は適用されない。
なので深夜帯割引を適用させるために午前3時30分に出発。

一桁代の気温になった無茶苦茶寒い東海北陸道を北上、突き当たったら日本海を沿って更に北上。
630kmほど走って山形県は酒田みなとに到着。

さっそく海沿いの羽州浜街道を走る。
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海なし県の岐阜県民は海が見えるとテンション上がる。

時間はお昼時、腹ごしらえの為に道の駅鳥海で休憩。
新潟B級グルメのたれカツ丼を山形で頂く。
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衣はサクッと中はジューシー、タレと脂がジュワっと染み出してきて卵とじのカツ丼やソースカツ丼とはまた違った味わい。
おいしゅうございました。

お腹も満たされたんで、鳥海ブルーラインを走る。
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庄内平野を眼下に、男鹿半島を眺めながらのヘアピンカーブは爽快で、はるばる来た甲斐があるってもんだ。

ブルーラインを下った頃にはそろそろ今夜の寝床に向かわなければならない。
ということで今回は秋田市から近いところにある、太平山リゾート公園で一泊、なんとコテージが520円!
テント張るのも面倒だったんで利用させてもらう。
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コテージ内に荷物を運び入れて一息ついたら夕飯を食べに市内に向かう。

きりたんぽは以前食べたから今回は『本家あべや』さんで比内地鶏を頂く。
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ふわとろ卵に包まれた、歯ごたえと旨味抜群のお肉の親子丼、そして串三種盛り。串はつくね、ねぎま、ソリレス。
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ほんとにこれは鶏肉なのかと思うような旨さで、特にソリレス!
歯ごたえと旨味が特に強く、聞いたことがない部位だったから後で調べてみたら、一羽から二個しか取れない超稀少部位とのこと。
高級地鶏の更に稀少な部位を食べられたのは運がよかったのかも。
デザートに地鶏卵のプリンも付けて、大満足でお店を後に。
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コテージに戻ったら速攻で床について翌日の英気を養える!


二日目
寝心地が良すぎて寝坊するところだった。
テントの撤収をする必要がないから、思った以上に早く出発することができた。

まず向かうのは男鹿半島、途中で巨大ななまはげがお出迎え。
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そのまま寒風山を登る。

頂上からの景色はまさに絶景、少し澱んだ空でさえ絵になる風景。
このまま眼下の海に突っ込んでも良いんじゃね?とか思わず考えてしまう。
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そんな悪いこと考えてたら、なまはげに襲われて改心させられる。

そのまま男鹿半島の先端、入道崎まで行ったら、海沿いに北上して青森県に入る。
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そして、以前から自分の目で見てみたかった、白神山地十二湖の青池へ。
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コバルトブルーの、それこそ底に沈んだ木々や小魚でさえ透けて見えるその池は、写真で見るよりずっと綺麗で時間を忘れて魅入ってしまう位だった。

とはいえ、いつまでもそこにいる訳にはいかない。
残りの湖も見たい欲求を抑えつつ、沸壺池の清水を頂いてから次に向かう。
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山から海に戻ってきて、お次は温泉!
『自分的東北入りたい温泉リスト』に入ってた黄金崎不老ふ死温泉が都合よく近くにあったから寄っていく。
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海岸にある温泉で潮風が心地いい。お湯は黄金色の濃い鉄の匂い、海水を舐めているようなしょっぱさで白いタオルはすぐに染まってしまう。

温泉で体をほぐしたら次に向かう。
詰め込み過ぎなような気もするけど、雨が近づいて来てるからしょうがない。

更に海岸を北上、ここも来てみて自分の目で見たかった高山稲荷神社。
ここは千本鳥居が美しい神社。
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しっかりと目に焼き付けて、安全祈願をしていく。

と、ここで雨雲に追いつかれる。
この日のうちに龍飛まで行きたかったんだけど、降られてしまっては仕方がないから本日の寝床を雨宿りしながら探す。
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ここからもう少し北上したところに十三湖中の島ブリッジパークというキャンプ場があるからそこに決めてバイクを走らせる。

そのキャンプ場は、その名の通り木製の橋を渡った湖の中の島にあるキャンプ場。
着いたころには有難いことに小雨になってたから手早くテントを張ってから夕飯の調達に行く。
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橋を渡りながら、そういえば濡れた木製の橋って滑りやすかったよなー、スピード出すぎだよなーって思ってエンジンブレーキ掛けたら、おやおや?後輪が踊りだしたぞ?

これはいかんなーと思ってできるだけ減速してから、あとは運命に身を任せる。

氷の上をすべるように、摩擦ゼロで何メートルか滑って止まって体を見れば怪我なし、カッパにも破れなし。

これは運が良かった、次から気をつけようと思ってバイクを起こし跨ってみれば右足に違和感が。

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ステップもげてた。


さすがにこのままではマズイんで車載工具とタイラップでセルフリペア。
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なんとか体重をかけても大丈夫な程度に。

安全祈願のおかげでこの程度で済んだのかも。
いや、ほんとに気をつけよう。


気を取り直して、食材調達。
本日は青森の名物をお手軽に頂く。

ご飯は沸壺池の清水で炊いてホタテカレーを。カレーはなかなかスパイシーで、でもホタテはカレーに負けてなくて、しっかりとホタテの旨味を感じれた。
そしてもう一つのいちご煮。
日本人の味覚にガツンと来るこの旨さ、これは炊き込みご飯にすれば良かったー!
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そんなこんなでいろいろと詰め込んだ二日目終了。
翌日は朝から晴れるから早めに就寝。

三日目
朝日が昇れば目が覚める。
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一日一万個売れる青森県民のソウルフード、という煽り文句につられて買ったイギリストーストと沸壺池の清水珈琲で朝食。焼いてないのにトーストとはこれいかに。
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濡れたテントとタープをできるだけ拭いてから片付け早々に出発。
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まずは龍飛崎を目指す。
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海と山、両方おいしい龍泊ラインを気持ちよく流し途中の絶景を楽しんで、本州と北海道を繋ぐ青函トンネルのある龍飛崎に到着。
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ここには日本で唯一の階段国道339号。さすがにバイクでは走れません!

さてさて、フェリーをで津軽半島から下北半島に向かうためにはあまりゆっくりはしていられない。9時20分出航のむつ湾フェリーに乗るために蟹田に向かわねば。

ここからは使ったが最後、最短を行くが道が全く覚えられなくなるスマートフォンにお任せして港に向かうのみ

次の目的地は去年断念した本州最北端だ!
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後半へ続く
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