迷いか欲か

自分は駆け出し農家なので、まだまだ畑が少ないです(´-ω-`)

専業農家やるからには、農作物の売上で飯を食えるようにならなくては一人前とは言えません。
そんなことで、農地を増やすために少し動いています(*´･ω･｀)b

農地バンクっていうものがありまして、農地を貸したい人や売りたい人と、農地を借りたい人や買いたい人の橋渡しをしてくれます(o・ω・o)

その農地バンクで『売ってくれる農地』を探しています(*´･ω･｀)b
借りるのと買うのだと、借りる方が基本的に楽です。
でも今回は新規にぶどう畑を作りたいので、借りるのだとリスクがあります。

仮に更地を１０年契約で借りたとします。
そこに新規にぶどう棚を作り、苗木を買ってきて植える。
最初の３年は肥料あげたり農薬散布したり草刈りしたりするだけで収穫は出来ません。
それから枝が伸びていって、畑が１００％埋まるまで８〜１０年程かかります。
そのタイミングで『契約切れたから返して』と言われたらケンカになります(;´Д｀)

まあうちの地区は農業の指定地区なので、農地を宅地や商業地に転用出来ないので『ちょっと家を建てたいから返して』なんていうのがないから、まだマシですけどね。

ともあれ農地バンクです(*´･ω･｀)b
個人情報がうるさい時代ですから、農地の持ち主さんと直接話をする前に市役所の職員が色々聞き込みしたりします。

買い取り希望の土地は現在何も作っていない状態。
なのに市役所の職員さんから言われたのは『売るかどうか悩んでいる』でした(￣□￣;)!!

…お前、売りたいから登録したんじゃないのかよ(´・д・｀)

まあ色々な人に聞いてみたら、そうなる理由が２つ考えられるのだそうな。

１つは、愛着や不安。
貸すなら良いけど財産(農地)を手放すとなると抵抗があったり、先祖から譲り受けた土地を他人に渡すことに抵抗があるというもの。

もう１つは、値段の釣り上げ。
『買ってくれ』と頼むと安く買い叩かれることがあるが、そこを売り渋れば相手がより良い条件(値段)で買い取ってくれるという計算。

前者ならほっこりしますが、後者なら頭にきますね(´・д・｀)

まあ正直なところ、その土地の評価額以上の金額で買い取るつもりはないし、長々と交渉する気もないです。
候補地はいくつかあるし、スタートが遅れれば収穫出来るようになるのが遅くなります。

はてさて、どんな感じに落ち着くかな。