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2017年07月01日22:02

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お友達の演奏会の梯子

をしました。

梯子その1

○ル スコアール管弦楽団第42回演奏会のお知らせ
開演:2017年7月1日(土)14:00
会場:すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目:
ストラヴィンスキー/火の鳥(1910年版)
ニールセン/交響曲第4番「不滅」
指揮:田部井剛

すみだで田部井さんの指揮を聴くのは2週連続です。
田部井剛し〜
田部井さんは髪をきれいに刈り上げていてこの1週間で散髪に行った模様。

ストラヴィンスキー/火の鳥(1910年版)
感涙の名演。
前半部の眠れる美女のような静寂と後半部の伝説の火の鳥の燃える武闘の対比が素晴らしい。
おんな城主直虎の前半25話と後半25話の対比のようだ(ってまだ後半は始まってませんが)
前半は弦楽器と木管楽器とハープの世界。特にオーボエが素晴らしい。後半は打楽器と金管楽器の世界でバンダのトランペットを神出鬼没させるなど見ていて楽しいものもあったが鐘も含めてバンダで最も効果的だったのはテナー(ワーグナー)テューバでした。
武闘の果ての壮大な大団円に最後は感涙にむせぶほどでしたが、感涙を呼んだ音楽というか感情の起伏は激しく、全曲版はバレエの音楽であって組曲版がコンサート・ピース用として書かれていることがよくわかった。

ニールセン/交響曲第4番「不滅」(滅ぼし得ざるもの)
これも驚天動地の名演。
目はとかく終楽章のティンパニに行きがちですが、第1楽章のいきり立ちから第2楽章のぽたぽたとした木管楽器の応答、終楽章の予兆の現れる第3楽章も不吉感いっぱいでみぞみぞするし、多層的な伏線の感じが良い
そして第4楽章のティンパニのはけん氏(1st)といそちゃん氏(2nd)の死闘となる。けん氏が鶴翼の家康でいそちゃん氏が魚鱗の信玄という感じ。左右に振り分けられた1stと2ndが持ち味を発揮して譲らず天地鳴動する様はまさに驚天動地の一言。

梯子その2

○参宮橋室内管弦楽団演奏会】
開演:2017年7月1日(土)20:00 
会場:豊洲シビックホール
曲目:
フォーレ/パヴァーヌ 
ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」 
指揮:池田開渡

池田開渡さんは5月のハーモニーアンサンブルオーケストラ(主要メンバーは本日とほとんど同じと思われる)のマラ5以来。
池田開渡さんはお髭を生やしていたけど前回あったっけ?

フォーレ/パヴァーヌ
美しい前菜。
本日は会場の前面をガラス窓のままにしていてレインボーブリッジの夜景を見ながら聴くのにピッタリ。
本日の主役のフルートさんって前なにかの呑み会で前に座ってた人だっけ?

ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」
すっきりした見通しの中に力強さを感じさせる演奏。
雄渾さの中にもどこか気品があって、この曲の元々の被献呈者ナポレオンに相応しい。
弦楽器がベト様命な感じの人がたくさんいた。
木管楽器は優雅。金管楽器は(主催者の吉田氏を除いて)おおむね英雄の本領を発揮していた。
トランペット女史が前の会社の同僚でびっくりしました。

参宮橋管の名称の呪いか小田急線の参宮橋で事故があってこの時間の帰宅となりました。
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