『お金持ちのための最強の相続』 田中誠著、実務教育出版
を読み終えた。かなり良かったと思う。ふだんは、淡々と?個々の財産の評価について勉強するのだが、この本を読んで、相続を考える上での、最初の部分、戦略のようなものが実例を挙げて説明されてて、これまで勉強してきたことが、全部、繫がってくる感じだった。
ちょっと、相続専門の税理士もいいかな、などと考えている。
その理由は、1つは、話が簡潔すること。もう1つは、税理士がお金持ちになるチャンスが増えることである。
相続は2代、3代まで考えれば長い話になるが、しかし、原則はせいぜい2回で終わる問題である。つまり、お父さんが亡くなって、お母さんが亡くなる。その2回の相続で、子供に財産を引き継がせることができればOKなわけで、イヤな客だったとしても、数年で手を切ることができるし、気持ちもスッキリできると思うのである。
一方、会社の経理からの税務申告は半永久的に、毎年毎年、だいたい似たようなことを繰り返していくことになり、気持ちが切れないところが、ちょっとな、と思っている。もちろん、いい人と巡り会えればいいが、難しいのではないかと思っている。
もう一つの理由として、お金持ちになるためには、お金持ちのそばで仕事をすることだと苫米地さんは言っているが、相続の問題が問題になるのは、たいてい、資産家と呼ばれる人で、そのそばで仕事をしていれば、自然と大きなお金をつかむチャンスは増えると思われる。
一方、一人企業相手の税務申告だと、準備資金が潤沢な人を相手にするというのは、ちょっと考えにくい。となると、そうそう大きな報酬を得られるとは思えない。それと、ライバルも多い。厳しい競争を強いられるのではないかと思うのである。
まだ、結論を出す時期ではないが、大きな選択肢が見つかったということで、モチベーションは、間違いなく、アップした。それが大きい。
追伸:今日は、相続税の3回目のテストだったが、散々だった。でも、気分的には、悪くない。
これからだ!!
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