先日、本屋で目に留まった『記憶力がいままでの10倍よくなる法』栗田昌裕著、三笠書房を購入して、今、読んでいる。
うすうすわかっていたことではあるが、ほとんど、その原因がスパッと書かれていた。
「日常生活でも「こんなことを本当に覚えなければならないのかな」と思うと、その途端に潜在意識が拒絶反応を起こして、記憶する作業を邪魔してしまいます。」(P40からの引用)
だよね〜
税理士試験の勉強の全部とは言わないが50%以上は、それは、法規集とか専門書を見れば済む問題で、別に覚えなくてもいいのではないか、ということだと思う。
ぶっちゃけ、バカバカしすぎて、イヤなのよね、そういうのを覚える作業が。
しかし、それをやらないと合格できないのが、この税理士試験なのである。もう、後には戻れないわけで、覚えるしかないのである。
ただ、それにしても、自分が勉強しようとする、たとえば「相続税」に関して、あまりにも関心がないのは、マズいかな。逆に言えば、関心を持って、勉強(条文の暗記)に臨めば、少しはやる気が出てくるだろう。この記憶力の本でも、そのような趣旨のことは書かれている。
確かに、ぶどうの品種とか、ま、覚えるよね。あと、AV女優の名前とか。
というわけで、原因がわかったので、それを解決する方法を考えたところ、「相続税」もしくは「相続」に関する問題を取り扱った説明書だったり、読み物を気楽な気持ちで、読める本を何冊か読めば、少しはマシかなと考えて、昨日の夜、五反田の本屋さんで、相続税に関する節税の失敗事例みたいな本を買って、今、これも、並行して読んでいるのである。明日はテストだというのに。
でも、確かに、興味が湧いてきた。
(単純だな、自分。。)
一般的な相続の失敗例は、自分のもっている土地に、ものすごい多額の借金をして、マンションを建てて、賃貸してみたけど、実際は、見積もりしてみたよりも、入居者がいなくて、借金の利息が払えなくなる、みたいな状態に陥る、なんてことが書かれていたりしていた。
こういうのを、ちょっと遠回りかもしれないけど、やることで、関心をもち、問題を理解し、勉強で得る知識と重ね合わせて、理解を深め、記憶の定着を図るということで、最終的には、「勉強に集中できる」状態にもっていくことができるようになるであろうと期待している状況である。
バンガロー。。
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