第８回教育ITソリューションEXPO

昨日ビッグサイトに行って来た「第８回教育ITソリューションEXPO」の模様です。10年前には「東京国際ブックフェア」の一部として開催された「電子出版EXPO」。そのまた派生として8年前に始まったのが「教育IT」系の展示会でした。当初は電子黒板の展示と、ノートブックを教育現場でどう使うかといった課題が主でしたが、そのうち教育のためのコンテンツ、テストの自動採点、教室でのグループワークといったように、どんどん広がっていきました。今回など対象授業は、英語だけでなく音楽、芸術などの分野にも広がり、ロボットを使ったプログラミングなども行われていました。物も電子黒板だけでなく、そこに載せる内容や管理、セキュリティ等など運用関係に力が入っていました。興味深かったのがグーグルで、企業向けには有償のシステムを、教育向けにほとんどが無償で提供されるということ。クラウドを使ってアプリもデータもネット上に置き、端末は何十台も細かく設定管理できるというもの。教師が使いこなせるかどうかですが、すごく興味深かったです。コンテンツ関係は、NHKや朝日新聞などが自社のコンテンツを提供する方法を展示してました。あとはSONYのEインクを使った大判タブレット端末（デジタルペーパーと謳っています）が、本当にA4ノートとして使えるのも面白かったし、CASIOがブックターナーという自動ページめくり付き電子書籍化システムを展示していて、それが使い勝手良さそうでした。