昼過ぎからプロ野球のオープン戦をザッピングしていた。
中日戦以外。
音が無くて寂しい時、アニメとかだと見てしまうけど
野球ならチラチラ見るれば充分だから丁度いい。
先日、道徳の教科書検定の話題が
ニュースになっていた。
ざっくり纏めると、小学一年生のある教科書では
物語に友達の家のパン屋を登場させていたが
「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという
観点から、不適切だと意見がつけられ
教科書会社は、パン屋を和菓子屋に修正した。
というもの。
どこが不適切なんだ?
パン屋は国や郷土を愛していないのかい。
パン屋では国や郷土を愛する態度を学べないのかい。
その理屈だと、パン屋で働いている人は
国や郷土を愛していないという事になるし
毎日パンを食べている自分は非国民という事になる。
では、友達はハーフで外国人である父親は
和菓子屋のかたわらスパイ活動をしていたとしても
国や郷土を愛する態度を学ぶ事になるのかい。
じゃあ、二重国籍の政治家は国や郷土を愛して
いるのかい。
友達の家がラーメン屋だったら、そば屋に
修正させられたのだろうか。
友達の家がカレー屋だったら、
何屋に修正させられたのだろう。
この話題を聞いて、不適切だと意見をつけた人と
園児に教育勅語を言わせていたオッサンが
重なったのは自分だけだろうか。
国や郷土を愛する態度を学ぶというのは悪くないが
何か違うよなぁ。
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