1日読売。北朝鮮情報スジが本紙に語ったところによると。
・正恩氏は「(正男氏は)マカオでは殺すな」と指示していた、と見ている。中国を刺激しないためだという。
・「正恩氏は崔竜海氏や黄炳瑞氏の操り人形のよう」
・「崔氏は、自分が国の指導者の座につこうとしている。」
・「テクノクラート中心の反正恩派も存在」
→ 希望的観測。朝鮮半島の人って、相手の言って欲しいことを言う傾向があるから、本当かどうか?はワカラナイ。
2日朝日・地方紙。マレーシア検察は、正男氏殺害実行役の女2人を起訴した。
2日夜のニュース。一方、北朝鮮籍のリジョンチョル容疑者(46)を証拠不十分で不起訴にし、不法滞在で強制送還にする方針を、マレーシア司法長官が明らかにした。
→ 実行役、すなわち尻尾切りの尻尾役。北朝鮮籍の他の容疑者、起訴にこぎつけられるか?微妙。なにせ逮捕出来ているのはリジョンチョルだけだったからね。
2日夜のニュース。マレーシア政府はこれまでビザなし渡航を認めていた北朝鮮国民の入国に、今後はビザを課すことを発表。観光への影響が考えられる。
→ 観光業に影響するほど、北朝鮮から人が来てるの?それは意外。
3日夜のニュース。正男暗殺事件。唯一逮捕されていた北朝鮮国籍のリジョンチョル氏は釈放、国外退去処分に。
マレーシア当局は、新たに北朝鮮国営の高麗航空職員のキムウギル氏を拘束するための令状を取ったという。大使館内にいるため逮捕には至らず。
→ かぼそい糸口、繋がるか。
5日朝のニュース。マレーシア外務省、在マレーシア北朝鮮大使のカンチョル氏を「ペルソナ・ノン・グラータ」とし国外追放処分にしたと発表。
→ 早晩こうなると思っていたよね?みんな。
7日夜のニュースや各紙web。北朝鮮、マレーシア人の一時出国禁止措置を発表。正男氏殺害事件が公正に解決されるまでの措置だ、とした。
マレーシア政府は「国際法違反だ」と反発し、北朝鮮大使館員など全ての北朝鮮国民の出国を禁じる対抗措置を採った。またサッカーの国際試合も第三国開催に変更するようアジアサッカー連盟に求めた。
→ 人質をとるのは北朝鮮の常套手段。このまま行くと国交断絶にまで繋がりそう。
8日夜のニュース。正男氏の息子、キムハンソル氏を名乗る男性がネット動画でメッセージ。父(正男氏)が殺害されたことを認めた。パスポートなど一部は黒塗り。
人道的な支援をくれたオランダ、中国、アメリカ、名を明かされたくない某国に感謝のメッセージも述べた。
韓国国家情報院の関係者はハンソル氏だ、との見方。韓国政府は確認中だとした。
マレーシア警察は本人かどうかの確認は出来ない、親族のDNA提供を引き続き求めるとした。
ナジブ首相は、現時点で北朝鮮と国交断絶させる考えは無い、と述べた。
→ 大使館員を無事帰国させるためには、国交断絶を今言うわけには行かないし。
ただ、将来的にはどうなるか?不明。北と付き合うことに、そこまでメリットがあるか?
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