人間だれしも心の中にトラウマやそれに近いものがあることが多いです。
上手に忘れているつもりで、ふとしたことで、過剰に反応したりする、
そんなときは、トラウマが関係しているかもしれません。
先日、翻訳した本にも書かれていましたし、
だんな様も良く言うことですが、トラウマがあるからと言って、
それを思い出して乗り越える、それだけが解決方だとは限らないこともあります。
「人は、問題点を見つけてその解決法を地下深くまで掘り下げ、
口笛を吹いて、地上まで持ち上げて抹殺しなくてはと思い込んでいるが、
それでは、問題は解決しない。
地上に持ち上げてまで解決しなくてはならない問題なんて、
そうはないんだよ」
自分にはっきりと、トラウマがあることが分かっても
簡単には流せない、というか、簡単に流せないからこそトラウマなわけで。
トラウマを乗り越える強さを身に付けることができたら最高ですが、
心の中の奥深い部分にあるものは、なかなか表面には出てこないし、
同じような刺激を受けると、ぶり返すこともあります。
現実的に、うまく対処できていけば、自信にもつながるのでしょうけど、
なかなかそうはいかず・・・という、部分もあって、
無理して正面から対峙しようとすると、返って傷を深くしてしまう
そんな危険性も含んでいます。
そんなときは、じっくり時間をかけて、自分のトラウマではなく、
自分のできること、手にあるものを確認していく作業が
やがては、その傷を埋めてくれるかもしれず、
時間をかけた方が良いことだってたくさんあります。
また、トラウマを抱えたままでも、ゆっくり強くなって行けばよい、
それが、自分自身と向き合うきっかけになったり、
神仏と向きう姿勢になったりと、トラブルも含めて
どんなきっかけが、より広い視野の世界に連れて行ってくれるか、
それは、簡単にはわかりません。
時の流れというのは、時に残酷ですが、時に優しく、
そっと傷口にベールをかけてくれることも少なくないのです。
自分にはこんなネガティブな部分がある、だから治さなきゃ!
って、思い込みすぎないように。
時間の流れに任せてみるのも、良いかもしれません。
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