2016-11-13_袋田の滝〜竜神峡〜大洗あんこう祭り

ときわじパスで電車賃を安くあげるには、茨城県の一番最初の駅の取手で一度降りて切符を買わないといけない。目的地の袋田行きの始発は5：10なのだが、それだと取手で切符を買う猶予が6分。それに間に合わないと1時間半以上次の電車がないので安全策をとって4：29の電車に乗る。
取手駅で40分も待つので朝食は駅で食べて時間を潰すことに。
やっと来た常磐線は日曜早朝なのに座れるギリギリの混み具合。水戸についても駅がやけに混んでいる。行楽シーズンだから？くらいに思っていたがその理由は後で分かることになる。
水郡線で袋田の駅に着くと霧がかかっているが空は青空。
樹々はまだ色づき始めだが絶好のサイクリング日和だ。
目的地は竜神峡なのだが、せっかくだが袋田の滝にも寄ってみることに。
袋田の滝は観瀑台よりも対岸のお茶屋さんが並ぶ方からがオススメ。
観瀑台は近すぎてよほどの広角レンズじゃないと滝の写真が撮れないしお金もかかる。
なにより、お茶屋とお土産屋が並ぶ雰囲気が良いのだ。
吊橋まで行って写真を撮って引き返す。
月居峠の旧道へ。取り付きは急勾配だがそれさえ過ぎれば、のんびり走れる静で良い道だ。
峠から見える山々も色づき始めている。
峠を越えて竜神峡へ向かう461号線に出るとしばらくは下りだ。道幅は広くペースが上がる。
竜神峡は吊橋ではなく、ダムの方へ。湖岸の遊歩道を走る予定だ。
橋からバンジージャンプをする人が見えた。
高所恐怖症の身としてはバンジージャンプも、吊橋を渡るのもお金を払うどころか貰っても嫌だ。
湖岸のモミジはまだまだだが、見上げる山々は見頃かな。
遊歩道はやや荒れているがロードで困らない程度。吊橋と違って人もそれほど多くなく穴場だ。
遊歩道の一番奥の亀ヶ淵まで往復。歩くと結構掛かりそうだ。
常陸太田までまたしばらく下り。竜神峡へ向かう車線は大渋滞していた。車なら一回引き返して水郡線側から回ったほうが早そうなくらい…
常陸太田に到着は12時20分。せっかくのときわじパスだし、今日はあんこう祭りだし何か美味しいものでも食べられるだろうと思い、帰りに寄るつもりだった大洗まで輪行して、そこでお昼にしようかと思ったが、丁度電車が行ったばかり。
適当にどこかでお昼を食べてゆっくり向かうことに。
途中でセイコーマートを見つける。ところが北海道で食べすぎたのか豚丼の気分じゃない。趣向を変えてチキンカツカレーに。
それが大正解。カツがムネでもササミでもなく、モモ肉だったので、ジューシーで超美味しい！
なるべく交通量の少なそうな道を選びつつ大洗へ向かう。
ひたちなかあたりはかなり栄えているので、道選ばないと交通量が多くて走りにくい。
二時過ぎに海門橋を渡って大洗へ。
さあ、何かツマミになるものを買って大洗駅から輪行して呑みながら帰ろう。
なんて考えが甘いことだとはこの時は思ってもいなかった。
完全にあんこう祭りを甘く見ていた。
どこも凄まじい人、人、人…
ウスヤなんて行列の最後に「最後尾」の看板を持った人が立っている。
二週続けて串カツを食べ損ねたので禁断症状が出そうだ。
大洗駅も外まで行列。物販の列かとも思ったが電車に乗る人だったようだ…
なんでも今年は13万人もの人が来ていたらしい。
朝の電車の混み具合もあんこう祭りへの人だったのか…
結局通過しただけで、水戸駅へ向かう。
遠くから来る人も多い中、大洗へ行って通過するだけで帰って来るなんて考えてみると贅沢な話だなぁ。
まあ、今回は祭りの熱気を感じられたということで、改めて平日休みのときに新しい自転車のシェイクダウンを兼ねて来ればいいか。
水戸駅も常磐線のホームは通勤ラッシュのよう。入線してきた大洗鹿島線もすし詰め状態。
タイミングが良くときわの席が取れたのでときわで帰ることに。（ときわじパスは特急券を買えば特急にも乗れるのだ）
特急利用で思いの他帰宅が早くなったのと、ツマミが買えなかったので呑まなかったので、完成したと連絡のあった自転車を受け取りに行くことに。
東武アーバンパークライン（JRの案内板は「←東武野田線」のまま。JRのいじわる。）野田市駅まで電車で。
自転車を購入した輪工房は電車でも遠くないし、江戸川サイクリングロードを使えば一時間足らずで行ける距離なので通いやすい。
もうすぐ閉店時間だったがいろいろと説明をしてもらって走って帰る。
アタリが出るまで効かないと聞いていたディスクブレーキの効きも良好で、ウルトラスーパームーンの前日だったが綺麗な月を楽しみながら一時間ばかりのナイトランも楽しめた。

元々自転車を受け取りに行く予定だった15日は天気もイマイチだったので自転車を置くスペースを確保するために部屋を整理することに。
一台増えたので四畳半に六台の愛車と暮らすハーレム生活？
今年はだめかと思っていたけれど、夕方になると運良く雲が晴れてきて自宅のベランダからのダイヤモンド富士を見ることができた。
夜はウルトラスーパームーンから一日遅れだが立派な月が浮かんでいた。