mixiユーザー(id:10160825)

2016年11月12日06:39

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全てはオバマケアに始まり、終った(選挙が終って)

正直、最後の半年、予備選が終わり、副大統領候補が決まり、ディベートを見て、ニュースを読む毎日がやっと終ったのか、と思うと厳しかった毎日でした。

まずメジャーなメディアは全く信用できないとずっと思ってたし、
選挙一週間前の支持率調査でもLAタイムスはトランプ有利とあっても、他はヒラリー有利とあったり、めちゃくちゃでした。
1つづつメジャーなニュースサイトを読んでる時間なんてあるわけないので、市民ジャーナリスト系の巨大サイト(一日5千万ヒット超)や、ツイッター、右よりBreibert、英テレグラフ・英デイリーメールでニュースを読んでいました。

そして半年くらい前?からウィキリークスのメール漏えい後はトランプに有利に働くな、と思っていました。
一回目のFBI長官の調査終了の宣言は、右派を元気づけました。最大のブローは長官の調査再開宣言で決まったかな?と思いました。そして最後のやはり何の問題もなかったというニュースで、そんな訳ないだろ!となったわけです。65万通のメールをどうやって一週間足らずで読めるか?って。読めるわけない。

あと今回全く違ったのはトランプを応援する勝手連がところどころにいっぱいいたこと。
勝手連が勝手にトランプラリーを生中継する。最後のひと月くらいは毎日3回、3箇所で数千人規模を連続してやってました。正直こんなの見た事ないわけです。家のテレビでyoutubeに繋ぐと、今やってるトランプラリーが見られる。反対にヒラリーは全く動員力がない。今反トランプのデモやってる人、こういう人はヒラリーを応援していた訳じゃないということです。

結果は民主党の自滅になり、上院・下院・知事選、全て共和になっちゃった。50州のうち、35州が共和党知事です。
だからトランプだけの問題じゃないのは明らか。

今デモってるのも大抵が20代で、親のすねかじり世代で親と同居して何とか生きてるような感じの人達。
仕事があって、自宅があって、自立している人は健康保険料の高騰や自分の医者をキープできなくなったりして、まじ大変なわけです。アリゾナ州が一番オバマケア保険料高騰が大きくて、1.5倍くらいになった。それにある郡はオバマケア保険を売る保険会社が皆無になってしまった。最高裁で国民は保険を買う義務があると決定されたけど、反対に保険会社には売る義務はない。だから規制が厳しく、利益率がとても低い保険なんて売ってられねーよ、となり撤退されちゃった。
私はオバマケア法前から、自己保険だったのでオバマケアを買わないといけない、という義務から外れた。今カリフォルニア州のオバマケアプランを見ると、負担率が巨大で、毎月の保険料も2倍くらいしてる。(毎月$650ですよ!保険料が!)
アリゾナだとこれが家族四人で$2200くらいになってる。
こんな事して、このまま続けられるわけがない。オバマケア=無意味だってはっきりした。


マトモに働いて、税金申告して、来月職があるかどうかもはっきりしない不安をかかえながら、生きている中間層が怒った。
なんで沢山入ってくる不法移民やその子供の医療・教育を負担しなけりゃいけないんだ?不法移民のせいで、自分の給料は圧迫され、安くなるばかりじゃないか?不法移民のせいで、住宅費は上がるばかりじゃないか?
みんなの中にくすぶっていた不満が爆発して、それを代弁してくれたのがトランプで、中間層の票が動いた。

トランプ政権で変わる人事は約4000人なので、これからの70日くらいで候補が決まり、1月20日の宣誓式後に長官などのメジャーなポストは指名承認に入ります。本当に国境に壁を立てるのか?とか、不法移民追放するのか?色々質問はありますが、4年後の大統領選挙へ向けて、始めの2年くらいで成果を上げる必要性があります。だから必死になるとは思います。

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