実家の犬は強化選手？

もう１０年前になるんですが・・・

友人が勤めているところに、生まれたての子犬が数匹

母犬の初乳も飲ませてもらえないまま、捨てられていました

友人たちは子犬たちの命を守ろうとして、必死に介護したけど

１匹、また１匹・・・と、冷たくなって、息を引きとっていったそうです

そんな中でも、奇跡的に生きながらえた子犬が、２匹だけいました

友人からその話を聞いて、うちは社宅マンションで飼えないけど

静岡の実家なら、ケンちゃん（亡くなった愛犬）が死んで３年たってるし

ひょっとしたら、飼ってくれるかもしれない　って思って

母の了承も得ないまま、子犬１匹を連れて新幹線に乗りこみました

（もう１匹の方も、まもなくして里親が見つかったそうです）

・・・

それから、いろんなことがあって

その子犬は、母のもとでスクスクと成長し

カラダも、態度も、デカくなりました

母は、意地っ張りなので、まるくんのことを

「かわいいよ」　とか、ゼッタイに口にしないけど

１日３回、４０分もかけて、お散歩してあげたり

毎日、まるくんの布団を干してあげたり

自分よりも早く、まるくんにご飯を食べさせたり

自分の布団よりも早く、まるくんの布団をひいて寝かせたり

行きつけのお肉屋さんで、まるくんにフレッシュなささみを買ったり

自分のシャンプーよりも高い、まるくんの犬用シャンプーを買ったり

耳がかゆい、といえば、８０００円もする薬をまるくんに処方してもらったり

（獣医にぼったくられてる・・・？）

手間ひまかけて、お金も惜しまず、尽くしきっている

ほぼ、まるくんの言いなり・・・

まるくんも、耳が遠くなった母の介助犬として

やたら吠える特技？を生かして、セコム並みの番犬として

大いに、母の役に立ってくれている

・・・のではあるけれど

いかにせんっ　落ち着きがない

散歩の途中でも、ジッとしてることが出来ず

ワタワタ、ワサワサ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり

メス犬の臭いを嗅ぎつけて、クンクン、ホジホジしたり

本当に、どうしてこうなのかと、思い悩んだ母は

「何歳になれば、落ち着きが出るんでしょうか？」

と、獣医さんに聞いてみたところ

「一生、治りません」　と、即答されたそう

「もともと、この犬は筋肉が発達していて、全身パツパツ

　人間に例えるなら、オリンピックの強化選手です

　年をとってもおとろえないから、このまま走り続けるでしょう」

って・・・ことは

がんばれ、マミー

まるくんは、オリンピックの強化選手なのよ

いつもの散歩そのものが、トップ選手のプログラム

どんなに苦しくても、まるくんについていって

ふたりで、金メダルとってちょ


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■本日のほにゃほにゃニュース
小鳥たちがわらわらとカピバラに群がる動画がかわいい
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