くしゃみ⇒ギックリ腰・・余裕のない身体

24日夜、紹介されて来院の女性でした。（33歳）

“くしゃみ”したらギックリ腰になって・・整復院に何度か通ったが治らず
美容院の先生に紹介されて・・と、遠方からでした。

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“くしゃみ”でギックリ腰に・・と聞いて、
私自身の20代後半のことを思い出していました。

父親の始めた事業を手伝うためにUターンしたのですが、
重いものを持ち運びするには、華奢な私には無理になったようで、
数年後、毎月のようにギックリ腰に襲われました。

その都度、当時“街の名人”と言われた方の治療を受けると
スッキリしていたのですが・・
そのうち、物を持ち上げなくても“くしゃみ”をするだけでギックリ腰に

（その頃は、事業から撤退し、勤め始めていましたが）

そのうち、坐骨神経痛で夜も疼くように・・
これは、名人でも、カイロでも、整形でも直りません
《この状態で、30歳、40歳・・になったら？》と、思うと不安が続きました。

《これは、自分で治さないと・・》と、民間療法を探し
当時は五味雅吉氏の『ゴムバンド療法』を取り入れ・・
朝から晩まで、暇さえあれば“腰回し運動”を、1年続けてようやくでした。

《もっと簡単な方法がないものか？》と、
治療の世界に踏み込むきっかけでした。

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彼女に戻ります。
“くしゃみ”でギックリ腰になるということは、
お腹に全く余裕が無くなっている状態です。

なお、腰だけでなく、右股関節の違和感や、右足にケイレンが起こり、
右フクラハギが時々熱く感じる時があるとのこと、
なお、その前に右足を捻挫したとも。

「お腹から〜」の前に、
原因は「足指から〜」、さらに「手から〜」と、全身的に余裕のない体です。

最初の動作確認では、立位でも左腰が痛く
動作でさらに・・前屈（お辞儀）も、背屈（身体を後ろに反らせる）も、
また、側屈でも腰に痛みが出ていましたが・・・

前距腓靭帯、外側側副靭帯、前仙腸靭帯などなどの靭帯のゆるみ異常をはじめ・・
当然、大腰筋、腸骨筋などインナーマッスルだけでなく、
腹直筋、腹斜筋など浅い筋肉も緊張状態でした。

施術・治療後、自覚症状は無くなりましたが、
お腹にまだ余裕がない状態が残りましたので・・「近いうちにまた来てください」と。

パソコン、長距離の運転もされているとのことで、アドバイスも

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