ゲートキーパー

■フェイスブック、自殺防ぐ仕組み　日本語版で運用開始
(朝日新聞デジタル - 06月29日 09:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4067369

　自殺を防ぐ試み「ゲートキーパー」としては、SNSを活用するのはいい方法だと思う。
かつて、（７〜８年前だったか）”インターネットカウンセリング”の教科書を読んで思ったけど、”ゲートキーパー”（自殺の一歩手前で、踏みとどまらせる）は、ほんの　ささいなジャマがきっかけになる。

　「自殺の9割は他殺」（上野正彦さん、著）・・・http://urx3.nu/uPyH

　でもあったが、自殺者の司法解剖をしてみて”自殺”の動機の9割は、外部要因（他者との関係）によるものが大きい、と。

　そして、自殺は衝動行為だと。

殺人衝動を抑えきれないほど、こみあげてくる　この”自分を殺したい”衝動は、他殺衝動と　どう違うのだろう。

　自殺はよくない、とは　よく聞く。　それは、自殺も、何かの見えない力によって　突き動かされるように思えて、あきらかに　”人を殺そう”としている凶悪な行為だからだ。

　なぜ、そこまで　人は人に残酷になれるのだろう。

　そこまで考えずに、自分の命を　消そうとするのだろう。　じぶん一人の物ではないものを。

　たぶん、「自分のせいではない」のに、自分を苦しめようとする　あらゆる”何者”かから　逃げ出したくなるんだろうな。今すぐ、楽になりたくて。

　その「何者か」とは、誰でもなく「自分自身」（脳の中にいる）なのだけど。

　”自殺したくなった”と思った時、どこかに鏡があれば、鏡で　ご自分の顔を見てみて下さい。

憔悴しきって、または興奮状態で、とても、ひどい顔つきを　しておられると思います。

　それが”殺人者”の顔です。

　どうか、”身勝手で　気まぐれな殺人者”に　ご自分を殺されないように気を付けて下さい。（汗

　周囲は、自殺を見ると（普通の人なら）止めようとするものの、本当に、思いとどまれるかどうかは、ご本人にしか　できないことですので。（汗


※最近、ネットの中だけでなく　大人の方が　公式の発言でも、自分が　何か思い通りに行かない事があると、安易に人に対して発する　”死ね”や、”殺す”という言葉で、不特定多数の人々を傷つける（自傷）行為が流行っているようです。

　ご自分自身のイライラを、見ず知らずの第三者にぶつけて憂さ晴らしをなさりたいだけなら、スポーツや労働、入浴や休養で発散していただきたいものです。

※のこり、1割の「自殺」とは、細胞が肉体的な限界を超えられない＝アポトーシス（自死）を指すのかと。