いまや20歳の長男が小学6年生の時、風呂掃除をさせるのに、まずはお風呂用洗剤でゴシゴシ洗う、ガンコなカビには「危険!」と書いてある「強力カビキラー」を使う、混ぜると危険なので最初に使った洗剤はキレイに洗い流してからピンポイントでカビキラーを噴射、原液が手についたくらいなら石鹸で洗えば悪くても皮がむけるくらいやけど目にだけは間違っても入って欲しくない代物や、目に入れば洗い流してどうにかなるカビキラーじゃないしもしそうなったら私もアンタを救える自信がないから十分気をつけて事にあたりや、と伝えた。
するとカビキラーデビューを果たす長男がカビキラーのストッパーをカチと押し上げて一旦、作業をやめてこう言った。
「あ。カビキラーする前に、遺書、書くわ。」
そんな危険性のあるモンがコーナンで298円で売ってるわけがなかろう。
そして今朝、あと3日で19歳になる二男のお気に入り『名探偵コナン』のカップに蓄積されてきた茶渋を取り除くのにハイターをしようと提案したら、こう言う。
「え〜…溶けへん?」
キッチンハイターの威力をどう見積もってんねん。
たかが数滴でメラミンのカップを溶かすチカラがあるような劇薬がコーナンで98円で売ってるわけがなかろう。
「アレ描くわ、毒。どくのアレ」
「あぁ…アレな。言いたい事はわかるけど何かが足らんヤツ」
「伝えたいことはわかるけど足りない何かがわからへんアレな」
「コレって何が足りてないんやったっけ?」
「絵心」
息子どもよ、覚えておくがよい。
おまえたちが劇薬だと思っている我が家の『キケン』と書いある液体は400グラム以上も入っているのに500円で釣りがくる、そんな薬剤だ。
そしてこれだけは言っておく、自分が好きでやってきたことを最終的に言い訳に使うような男には決してなるな。
覚せい剤 清原被告に有罪判決
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4019474
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