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2016年06月06日02:57

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憲法改正をしたら戦争になる?軽く、草案と現行憲法の違いを見比べてみました

憲法改正自民党草案
http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html

憲法改正したら戦争になる戦争になると護憲派の皆さんは良く言うけど。
中身見てみたけど私はそうは思わないですね。

まず、軍事関係について、ちょっと見比べてみましょう。
特に関係があるのは、9条・18条・76条3項かな?
さて、順番に見ていきましょう。

ではまず、護憲派の皆さんが聖典のように抱えてる9条。
これ、1項はそのまま残ってるわけですよ。
つまり、「武力や威嚇を持って国際紛争を解決することを禁ずる」って言うのは、改正草案でも変わらない。

2項の「陸海空の戦力を有しない」と言う文言を変えて、自衛隊を「自衛軍」として位置付けてるだけ。
自衛軍は国会の承認に従わないといけないのは、自衛隊と変わらない。
当然だけど、国会は選挙された国会議員で組織されるので、間接的に国民がコントロールしてるわけです。
現行では最高裁は「自衛戦争を禁じたわけじゃない」と苦しい解釈でこじつけてますが、『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』を文言通りに読み解いたら、自衛隊の存在は違憲になるし、外国に攻められても交戦するなって言ってるようにしか、見えない。
ここの改正に反対するってことは、「自衛隊は違憲のままで居ろ」と言うのも同じですよね。

次に、サヨクが大好きな言葉、「徴兵制」について。
18条(奴隷的拘束及び苦役からの自由)は、ほぼその文言のまま、残っています。
犯罪による処罰に除いて、意に反する苦役に課せられないと言う事は、徴兵制・懲役はまさに「苦役」であり、明確に憲法違反になります。
よって、徴兵制も(この憲法改正草案においては)無いと言えるでしょう。

最後に、76条3項で軍事裁判所(軍法会議)の存在を認めてることについて。
軍法会議っつったら護憲派の皆さんは、やれ敵前逃亡で銃殺刑だのと騒ぐんでしょうけど。
そもそも、「軍」と組織するなら、民事・刑事と違うルールで裁かれねばならないわけで、普通の裁判所では扱えないケースがあるんですよ。
例えば、最近では米軍の関係者が沖縄で飲酒運転をしましたね。
米軍属の男性が沖縄の女性を殺害した事件から間もないと言う事もあり、反発も巻き起こってますが、例えば自衛軍が海外に派遣されて行ったとき、不当・不法に現地住民に危害を加えたりした場合、軍事裁判所が必要でしょう。
そんな事になったら、他の隊員の規律も考えないといけないし、被害者へのケアとかも考えないといけない。
まさか、現地住民に日本に来て日本の裁判所で日本語使って裁判起こせなんて冷血なこと、言わんよね?

敵前逃亡〜って言うのも、本来私達を守るべき自衛軍が、外敵が襲ってきたときに「わー、ころされるー」って言いながら持ち場をほっぽり出して逃げ出して、国民が虐殺されたら、それこそ「お前ら何のために居るんだよ!」になるでしょう。
それとも、侵略軍に対して民間人が銃持ってゲリラ戦で立ち向かえとでも言いますか?

刑事事件の被害者の権利について明確にしてあったり、むしろ近代的で国民の人権の保護に即した内容になっている、と私は思いますが。
細かい所はまだまだ上げる事が出来るけど、取り敢えず軍事・国防関係についてのみ取り上げてみました。

ザっと上げただけなので、他に軍事関係で取り上げることが出来るなら追加してくれるとうれしーです。
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