次の何とか峠は千メートルを越える、もう登り始めから
急登と言う感じである。それでも我慢の走り、とてもこんな調子では峠まで持ちそうにない。こんなはっきりした形でのバイクの押しは始めてだあ〜、そして余りにも疲れ横になって暫し休息、一寝入りである。
呼びかける声で目を覚ました、30分程
寝てしまったようだ。大丈夫か聞かれる、この方も心拍が高すぎるときはバイクを押して登ってきたそうだ。押しても3キロで峠とのことに励まされ押して登るのであった。そして若き女性はすいすいと目の前を走りすぎて行くのである。
こんな状態で貯金はマイナスにならないかと
とても心配だ。そして峠ではスタップが励ましてくれるのだが、押して峠に到着したのはオジンのみかも知れない。バッチリと写真に撮られました、これは生涯の辛い想い出の一つになります。
それにしても以前のブルベではこのようなことはなかったことから、
体力が落ちている、また吐き気があるので途中で食べれないことが大きく影響しているのですね。そして何とか明るい内にPC4(204.9km 飯能)に到着、
何と峠道で励ましてくれた方がおられ、速いですねと驚かれていました。後は平らな街中を走るので何とか走れるのだが、皆さんとはスピードが違う、桁違いの速さと言う感じ、オジンはマイペースで走るより仕方ないのだ。漸く
ゴール18時間以上かかってしまった、
これでは楽しみしていた満天の
湯に入れない。仕方ないので取り敢えず汗をかいたウェアを普段着に着替え、寝袋広げその中に納まって横になったら即寝てしまったようだ。完走した充実感のもと、寝袋で寝るのは最高だあ〜。
平均移動速度 18.9km/h 平均速度16.2km/h 走行距離 302.54km 消費カロリー 6,757kcal 平均気温 19.5℃ 最低/最高気温 12.0/29.0℃
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