シラン（紫蘭） Bletilla striata Reichb. fil.

マンションの中庭の紫蘭はいつの間にか無くなってましたので、気が付きませんでしたが、紫蘭が咲き始めているのですね。これは娘のマンションの前の植え込みでみつけたものです。



シラン（紫蘭） Bletilla striata Reichb. fil.
日本・台湾・中国原産のラン科シラン属の多年草地生ラン。和名がシラン（紫蘭）で、草丈：30cm〜50cm。花期は4月〜5月で、日向の草原などに自生する。野生のものは準絶滅危惧種。しかし栽培品として広く普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しい。群生しているさまは見事。少し湿ったところに生える。紫色の蘭であることから、この名になった。球茎は「白及根（はくきゅうこん）」といい、止血、あかぎれ、ひびに薬効がある。白花の品種もある。花言葉は「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」。５月１７日の誕生花。