【運動】中山グランドジャンプ。

オジュウチョウサンＶ、石神涙の初Ｇ１／中山ＧＪ
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というわけで現地観戦してきました。

前評判はさーなん（違）の一本被り。そりゃそうです。暮れの大障害は3着とはいえ前2頭との叩き合い。で、その2頭は今回そろって回避。ならば一本被りも無理はない。僕は基本「頭鉄板」という考えはしないようにしてますが、「じゃあ誰がさーなんを負かすのか」と言われても答えられる自信なし。単騎逃げなら圧勝まであるとみてました。

ところがレースはそう予想通りには運ばない。ブライトボーイ号が絡んできた。これで楽逃げにはならず。加えて大竹柵でバランスを崩した。4コーナーで手応えが怪しくなり「こりゃ危ないぞ！」という声がスタンドで上がったら、最終障害後逆転劇。

もっともその主役がオジュウチョウサン号なら納得ではあります。さーなん以外に3勝以上してるのはこの馬だけでしたからね。血統的にもばて比べには強いタイプでしょうし。

で、さーなんですが、「何が足りないんだろう？」という声が上がりました。僕は距離とコース適性とみてます。4000mを超えると厳しい。そしてこの馬は東京・京都・阪神といった平坦コース向き。中山は本質的には合わないと思います。勝ち負けしたのは能力が高いから。関西にはこの手のジャンパーが出やすいので、暮れの大障害では要注意です。逆に来月の京都ハイジャンプに出てきたら買いです。


さて今日は皐月賞ですが、僕は平地の馬券は買わないので見るだけです。とりあえずレベルは言われてるほど高くないと思います。下手したら2002年とか2007年のような悲惨な結末もあり得ます。