逆手に取れば

トランプ氏発言 政府内は困惑
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私はトランプ氏の発言を逆手に取り、最大限有効活用すれば日本が少なくとも米軍および基地の問題においてはアメリカから真の独立を得ることができると考える。

これまで、安全保障・日米地位協定・防衛費・基地問題・米軍と自衛隊の自衛権など、国防に関する問題を挙げればキリがないが、もし米軍が全面的に撤退すれば、これらの問題が一挙に解決する。

その上で、現憲法も７０年前にアメリカが作ったものであり、７０年後の現在にしっかり適合しているかは疑問であるから、国防（自衛）のために改正すればよい。


これまで、日本はアメリカの腰巾着、アメリカの５１番目の州にしてもらえればいい等と散々揶揄されてきたが、もし自衛隊や米軍問題が一挙に解決すれば少なくとも上記問題に関してはアメリカの腰巾着ではなくなる。

個人において最終的に自分の身は自分で守らなければならないとする理論がそのまま当てはまるわけではないが、国家が個人（国民）の集合体である以上、国家間の争いにおいても最終的に自国の安全は自国で守らなければならないとすることは一応筋は通っている。


何日か前のバラエティー番組で自民党の石破氏が出演し、「元防衛大臣の経験から言って、防衛大臣は常に最悪のケースを想定しなければならない。最悪のケースを想定することで、それ以上最悪の事態はないわけで、必ず現実はそれ以下になる。２１世紀はマンガやアニメの世界が現実世界になる世紀であり、アメリカの次期大統領についても誰になるかで日本の外交路線は大きく変わるから、誰が大統領になっても対応できるように今のうちから場合分けをし対策を講じておかなければならない」と発言していたが、全くその通りだと思う。