『風と木の詩』の竹宮惠子 萩尾望都への嫉妬に苦しんだ日々
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オレが、はからずも、両作家を知ったのは 小学校3年頃だったか、姉が買い溜めた 少女コミックの、単行本からだったが。
少年マンガに比べて、壮大な世界観に 心理描写の込み入ったストーリー展開に 夢中になった。
”なんで、この人らは 女の しかも思春期をとうに過ぎた お姉さんたちなのに、色恋に名を借りながら、 ここまで未成熟な少年の心理に詳しいのか?@@”
いや、それは少年であって、やはり 紛れもなく、少女の考え出した それだからこそ 空想できる、”得体のしれぬ少年”だったからだろうか。
その後も、多くの 大学文学者や作家にまで、解けない謎を問いかけるような これらのマンガ(というより、新しい文学ジャンルのような、やおいとも、BLともいうサブカルチャーを生み出す土壌ともなったけど)拙い書評は避けよう。
あれは、彼女らが求めても得られぬ 永遠の時を、架空の存在に仮託して描いた、アナザーワールドだったのだから。
※外国を舞台にしているが、それらの国すらも 地上に存在しないような。
相手の才能に嫉妬しながらも、真似のできないものを 互いに冒してはならぬという不可侵条約のような。
たとえるなら、百合の花ことば、乙女の純潔のような 青い薔薇の花ことば ”奇跡”のような邂逅かもしれないのだから、作家でも漫画家でもない まして一読者には 窺い知る由もない。
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