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2016年02月17日14:56

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回転物のある機械に、ヒラヒラものは厳禁

■ミカン洗浄機にストール巻き込まれ、女性死亡 名古屋
(朝日新聞デジタル - 02月17日 11:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3855709

私はかつて、索道の保守エンジニアだった。大きなモーターが唸りを上げて回る機械室。巻き込まれの危険性は、言われなくても肌で感じていた。

その後、内製の工場に転属になったが、回転機のある工場。服装については厳しかったのを覚えている。

旋盤・フライス盤加工で、手袋は「もってのほか」である。手袋を介して身体ごと引き込まれるのがオチだからである。もっと怖いのがスキーリフトの支柱に付いている「索輪」という金属製の案内輪にゴムを入れる機械。この機械で現実に巻き込まれて死亡した事故があったのを、先輩は教えてくれた。

そんなことを思うと、このミカン洗いの農家の方は、「慣れ過ぎて」いたのかもしれない。

回転体の怖さを初めて知ったのは、カセットデッキをバラして出てきたフライホイールを模型用のモーターで回して遊んでいたところ、カップリングが外れてホイールが床に転がった時のこと。あわてて手で止めようとしたけど、手を切ってしまった。

回転体は大きなエネルギーを持つため、急に停止できない。ストールのようなものが巻き込まれたと気がついて機械を非常停止させたところで直ぐに止まるシロモノではない。当然に作業時は、ストールのようなものは着用すべきでは無かった。

作業用の防寒着は首周りまですっぽり包む構造のものである。どうして着用できなかったのか、悔やまれる事故の一つである。

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