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2016年01月30日20:56

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お墓なんか要らない

■火葬後、遺骨を引き取らない「0葬」のススメ
(dot. - 01月30日 16:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3828750

≪『0葬――あっさり死ぬ』(集英社)などの著書もある宗教学者の島田裕巳さんが提案するのが「0(ゼロ)葬」だ。(中略)遺骨は火葬場に引き取ってもらい、墓を造らなければいいのではないか。私が提案している「0葬」は、そういうやり方だ。
 そんなことができるのかと思われるかもしれないが、欧米では遺骨を引き取るかどうかは遺族の意思に任されている。
 日本でも、東日本では遺骨をすべて持ち帰る「全骨収骨(拾骨)(ぜんこつしゅうこつ)」だが、西日本では「部分収骨」で、全体の3分の1、あるいは4分の1程度しか持ち帰らず、残りは火葬場で処分される。≫

確かに、火葬場では一部の骨だけ拾って帰るから、残りの部分は処分されているわけである。全部処分してもらっても大差はない。

死んだ人間の遺体は「生ゴミ」と同じである。放置していたら腐敗する。本当ならば、土に埋めれば、バクテリアがいい具合に分解してくれて植物の肥料になるのだろう。旭山動物園のバイオトイレと同じである。だが、日本みたいに国土が狭いところでは土に埋めるにしてもスペースは限られている。さすがに、どこにでも埋めるわけにもいかない。

お墓というのも土地の無駄遣いである。田舎ならばともかく、都市部の霊園などは存在自体が公共の福祉に反するのではないのか。死んだ人間のことよりも、生きている人間のことに意を用いるべきである。

何度も言うが、死んだ人間の遺体は魂の抜け殻であり、単なる物体、生ゴミと同じである。故人を弔う気持ちさえあれば、単なる物体には用事はないはずである。火葬して残った骨は粉砕して、肥料の原料にでもすればよい。そうすれば、人も生態系の一部となることができる。

ウチの墓はえらく遠方にある。気安くちょくちょく行けない場所である。そんなところにあるお墓の中に納められている会ったこともないご先祖さまのお骨なんか、正直なところ、どうでもよい。自分が死んだ後も、そういう場所に自分の骨を入れてしまったら、あとに残された人間に厄介をかけるだけである。墓所そのものを廃棄できるならば廃棄してしまいたいくらいである。

人間は次々に生まれて死んでいくのである。いちいちお墓をつくっていたら、いずれ地球上は墓で覆い尽くされるだろう。

お墓なんか要らない。というか、個人が勝手に墓所をつくるのを法律で禁止すべきである。
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